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姫路市立菅野中学校

SUGANO JUNIOR HIGH SCHOOL

〒671-2136 姫路市夢前町護持29番地1 地図

電話番号:079-335-0007

学校だより(抜粋)(令和5年度1学期)

  • 公開日:2023年7月28日
  • 更新日:2023年7月28日
  • ID:20806

校長室より12「家庭学習の充実を!夏休みにやれること」(2023年7月28日)

7月21日で1学期が終了しました。今年は8月28日までの38日間の夏休みになります。十分に「やりたいことがやれる」期間です。個別懇談会で、おそらく全員に学習についての話があったと思います。特に、夏休みにやれること=家庭学習の充実を意識しましょう。

この夏休みが終わると、3年生はいよいよ進路に向けて本番の季節を迎えます。夏休みにOHS(オープンハイスクール)や体験入学などに参加する人も多いでしょう。しっかりと自分自身の進路=将来を見つめ、進学・就職への気持ちを固めていくようにしましょう。

1・2年生も自分自身の近い将来=1年後、2年後を見つめていくことが大切です。急に進路と言われても、戸惑うかもしれませんが、その時はすぐにやってきます。中学校は3年間ですから、小学校と比べるとアッという間に卒業です。要は、自らの「キャリア」を積み上げていくことが「夢」を実現することにつながるということです。

進路は「チームプレー」です。3年生の頑張る姿を1・2年生も意識して、毎日の努力の大切さを身につけてください。

下にあげたのは、夏休みの家庭学習を進めるための「コツ」を示したものです。3年生だけではなく、菅野中生全員が少しずつ努力を積み上げていきましょう。「夢」は必ず、かないま す。

校長室より11「御礼とお知らせ」(2023年7月21日)

保護者のみなさまには、この一学期間、さまざまなご協力・ご支援をいただき、本当にありがとうございました。夏休みもふくめ今後も、困ったことや心配なことがありましたら、いつでも教職員に相談してください。学校と家庭が協力して解決していきましょう。同時に、うれしいと き、子供ががんばったときにも連絡をお願いします。菅野中生に関わるすべての大人が、子供たちのために協力し、全力で取り組んでいきましょう。

夏休み期間中の8月10日(木曜日)は学校日番を置かない日、13日(日曜日)から15日(火曜日)は学校閉庁日となり、平日閉庁日の緊急連絡先は市教育委員会になります。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

校長室より10「38日間をどう過ごす?何かに燃える夏休みにしよう」(2023年7月21日)

今年の夏休みは、明日7月22日(土曜日)から8月28日(月曜日)までの38日間になります。さて、 皆さんはどんな夏休みにしようと思っていますか?3年生の中には中播総体を勝ち抜いて 県・近畿・全国大会をめざす人もいます。残念ながら中播で敗れ、「引退」する人もいるでし ょう。もちろんこの夏は、3年生にとって、いつもの夏季課題=宿題だけでなく、進路に向けた長い「闘い」の始まりでもあります。

1・2年生も宿題はありますが、新チームの中心として部活に燃える夏であったり、好きなことに打ち込む夏になったりすることでしょう。毎年、夏休み直前号で書いていますが、私=校長もふくめて大人から見れば、うらやましい時間の使い方ができる夏です。とは言っても、大人だけでなく中学生も忙しい日々を過ごす夏休みになるかもしれません。

それでも、お盆をはさんだこの貴重な夏休みを菅野中の皆さんにとって、大切なものにし てほしいと思います。特に、3年生は「進路に燃える夏」。来年3月の卒業まで残り8カ月にな ります。この夏休みからの積み重ねが、中学校卒業後の「進路」につながります。進学(高校等の学校へ入学する)でも、就職(社会に出て働く)でも、しっかりと意識して夏休みの毎日を過ごしましょう。大切なことは、社会に出てから必要な「生きる力」を身につけることです。 学習面だけでなく、生活面での充実も、同じくらい大切になってきます。

どちらにしても、3年生の皆さんにとっては、小中8年間のこれまでの夏休みではない「勉強に燃える夏」になってしまうでしょう。1・2年生も、「何かに燃える夏」にしてください。やはり、一人ひとりの暑い夏、熱い38日間にしたいですね。

そこで、最初の「皆さんはどんな夏休みにしようと思っていますか?」という質問です。「大切な夏休み、思い出に残る夏休み」をめざして、一日一日を精一杯過ごしましょう。菅野中生全員に、期待しています。最後に夏休みのスタートに、1・2・3年生共通して、伝えたいことを三つあげておきます。

「誰にでも、苦しいときやつらいときがある」、「苦しい、つらいときはSOSを出そう」、「友達がつらそうだったら信頼できる大人=先生や保護者などに相談しよう」

どんな強い人やかっこいい人でも「しんどい」ときがあります。一人で抱え込まず、誰か に打ち明けることで必ず楽になったり、解決の糸口が見つかったりします。

どうしたら解決できるか、いっしょに考えていきましょう。

(終業式の校長あいさつで伝えた内容を、再録(さいろく)しました。)

校長室より9「新要領による観点別評価の見直しとは」(2023年7月21日)

7月18日(火曜日)から、学期末懇談会が行われます。この機会に、見出しにある新学習指導要領実施による観点別評価の見直しについて説明します。平成29年3月に告示された学習指導要領は、小学校では令和2年度から全面実施とな り、中学校では令和3年度から全面実施となりました。今回の学習指導要領の改訂により、各教科の学習評価の在り方については、以下の三つの基本的な考えに立って見直しがなされました。

  1. 児童生徒の学習改善につながるものにしていくこと
  2. 教師の学習指導の改善につながるものにしていくこと
  3. これまで慣行として行われてきたことでも、必要性・妥当(だとう)性が認められないものは見直していくこと
具体的には、観点別学習状況の評価の観点が資料(1)のように整理され、各教科等の目標及び内容を「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」「学びに向かう力、人間性等=主体 的に学習に取り組む態度」の資質・能力の三つの柱としました。このように改訂された新学習指導要領のもとで、指導と評価の一体化をさらに進めることになったわけです。これにともない、各学期末の通知表の学習の記録について、各教科の観点別学習状況を「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点 についてそれぞれA、B、C の3段階で評価します。それらをもとに、5段階の評定(1から5)を算出して通知表に記載することになります。観点別学習状況の評価と評定の関係はすべての教科で同一の基準を設定しており、両者の不整合が起こらないよう評価をおこなうこととしています。

次に、観点別学習状況について、生徒のどのような資質・能力や態度を評価するのかを資料(2)に示します。

菅野中学校でも、上記の内容をもとに生徒に習得させたい力を明確にして、その力が一 人一人に確実に身につくよう指導を工夫しています。また、評価結果が評価の対象である資質・能力を適切に反映しているかどうかという評価の「妥当性」を常に確保し、検証を通して、より「信頼性」のあるものとなるよう努めていきます。

今後も小中学校が連携協働し、指導と評価の一体化を目標として「わかる、できる、楽し い授業」を実現するため、より一層の指導力・授業力向上をめざします。家庭と学校が協力して、菅野中校区の子供たちの学力向上に取り組んでいけるよう、保護者・地域の皆さんのご協力をお願い申し上げます。

校長室より8「総体直前 勝つことよりも大切なことがある 」(2023年6月23日)

さあ、明日6月24日から、中播地区中学校総合体育大会=中播総体・中播大会が始まります。県・近畿・全国と続く総体の最初の予選会が中播総体です。特に3年生の部員は、コロナ禍の最後の夏のためにがんばってきたという気持ちが強いと思います。全員が「勝ちたい」「県大会へ行きたい」と願っていることでしょう。この気持ちは、文化部に入っている菅野中生、校外でスポーツや習いごとをしている菅野中生でもわかるだろうと思います。それなのに今回の「菅野だより」の見出しは「勝つことよりも、大切なことがある」です。それは、私=校長の部活動顧問時代の思い出があるのです。

私は教頭・校長になるまでの間、ずっと陸上競技部の顧問として指導にあたってきました。その中で、一人の長距離選手Aさんの事が忘れられません。Aさんは入学当初から小柄で体力もなく、練習にもついて行けない事が多い部員でした。私も顧問として、多くの部員の中の一人としかAさんを見ていませんでした。

当時の勤務校は駅伝競走が盛んで、県総体駅伝出場がチームの目標になっていました。しかしAさんは2年生になってもレギュラーになれず、相変わらず故障がちでした。それでもあきらめることなく補強や筋トレ、朝練習にも懸命に取り組んでいました。そんな彼がようやく大会に出場したのは3年生の五月、私はその時初めて、彼の存在に気づいたのです。結局この年の秋、Aさんは準エースとしてチームを神鍋高原での県総体駅伝に導いてくれました。

引退後、Aさんのお母さんから聞いた話は私を打ちのめしました。Aさんは入部以来、故障の時も決して練習を休まず『自分は弱いから、友達の倍は練習せなあかん』と言っていたそうです。家族の方も常に彼を励まし、夜の自主トレや休養日のジョギングにも一緒に取り組んだそうです。顧問の私は、そんな努力も知らず、偉そうに監督として指導していました。Aさんは卒業後も陸上競技を続け、近畿高校駅伝に出場し、大学では箱根駅伝でも活躍しました。私はAさんとAさんの家族の皆さんに、部活動だけではなく、本当の努力の大切さを教えてもらったと今も思います。

もちろん、すべての大会=競技会・コンテスト・コンクール等は勝つことが目標になります。オリンピック・パラリンピックのように世界最高レベルの競技では、「参加することに意義がある」と言えますが、中学生にとっては中播から県・近畿・全国総体へ進出し、最終的には日本一が目標となるでしょう。私も顧問時代、常に「日本一」を最終目標に掲げてきました。自分にとっても、部員にとってもそれが当たり前と信じていました。

しかし、日本一になるのは、まさしく日本でたった一人・1チームだけです。他の選手・チームはすべて途中で負けてしまうのです。それでも、日本中の中学生や顧問の先生、保護者・地域の皆さんが一心に努力し、応援し、勝とうとする姿勢は他に比べることができないくらい尊いものです。「努力は必ず報われる」というのは嘘です。どんなに努力しても勝てないことがほとんどです。けれども努力することで見えてくる、わかることが確かにあります。私たちは、その「見えてくること、わかること」を求めて、困難に立ち向かっていくのだと思います。がんばれ!菅野中生!!

校長室より7「期末考査に向けて~補充学習を~」 (2023年6月13日)

いよいよ明日13日(火曜日)から期末テスト1週間前になります。1学期期末考査=今年度最初の期末テストです。くわしい日程・範囲等は各学年から出ている考査範囲表を見て、学年の各教科の先生方に確認してください。そして、大切なのがこの1週間前からの授業です。先生方は、必ず授業中に「テストのポイント・最重要事項」を伝えてくださいます。「ここが大切」「これをしっかりと押さえよう」等、よく聞きましょう。おそらくテスト用の復習プリント等も配布されるかもしれません。

生徒の皆さんも、範囲表を見て早い目に計画を作り、授業に集中しましょう。そして、テスト範囲に入っている問題集やワーク、プリント等もきちんとやって答え合わせをしましょう。勉強してもわからないこと、疑問に思ったことは先生に質問すること。先生方は、きちんと教えてくださいます。先生方といっしょに苦手な教科・分野にあきらめずに取り組み、少しずつ理解できるようにしていくことが大切です。あせらず、あきらめず、ムラなく学習を続けていきましょう。

各学年の補充学習・質問・自習教室の日程は、配布した別紙にあります。先生方に、その日の実施教科・時刻・場所等の変更がないか、確認してください。部活動によっては、ノー部活デーを変更する場合があります。

校長室より6「本格的に始動!! 菅野中生徒会」 (2023年6月5日)

さて、令和5年も折返しの6月を迎え、菅野中学校生徒会が本格的に始動しています。先月末には、前期生徒総会が体育館で開催されました。また、教室掲示されている「専門委員会活動報告」には各委員会のレベルの高い目標が記載されています。

これまでも菅野中の生徒会は『一人一人が責任を果たして、美しく、そして楽しい学校を作ろう!!!』をスローガンとしてきました。この活動報告を読むと生徒会・専門委員会が全生徒と協力して、よりよい菅野中を目指していることがよくわかります。全学年全クラスの代表が参加する専門委員会が「生徒みんなの心を結ぶ」「先輩方の作り上げた伝統を引き継ぐ」という強い思いをもって活動しているのです。

私も「菅野だより」の中で「心を一つに創り上げよう!心のふるさとわれらが母校!」というフレーズをくり返し載せています。その上で「私たちが生まれ、育ち、住まい、暮らし、学ぶ莇野・上菅・菅生小校区を愛する気持ち、そして、菅野中学校を愛する気持ちを持とう!」とも書いています。一人ひとりの生徒が生き生きと活動し、ともに協力して、まさに「光り輝く菅野中」をめざしていきましょう。生徒会とともに、生徒も、先生も、保護者の方も、地域の皆さんも、菅野中に関わるすべての方々とともに努力していきたいと思います。

そして、今年度の菅野中のリーダー、3年生の素晴らしい活躍です。私は、今年の3年生もこれまでの先輩達の良き伝統を引き継いで、より素晴らしい学校・学年をつくってくれると思います。修学旅行のスローガンにあった「一期一会~一生に一度の学びと経験を心に刻み、笑顔輝く旅~」が、今後の学校生活でも実現すると確信しています。同時に、実行委員が折にふれて伝えてくれた「菅野中生としての誇り。赤学年=最高学年としての誇り」を持ったスケールの大きな学年になることを期待しています。

そして後に続く1・2年生も3年生の後ろ姿を見て、必ず誇りある学年になっていってくれることを期待しています。5・6月は、1年生の野外活動・わくわくオーケストラや2年生の地域に学ぶトライやる・ウィークで、その様子が見られると思います。菅野中学校が生徒と先生たちの輝きによって、より光り輝く学校になっていくこと。一人ひとりが自らの将来のために、苦しいことやつらいことに負けずに学び続けること。みんなで力を合わせて菅野中学校を盛り上げていきましょう。

校長室より5「五月病に負けない」(2023年6月1日)

令和5年度が始まって二か月がたちました。すでにご存じの通り、5月8日付で新型コロナウイルス感染症は法律上、2類から5類に移行しました。菅野中でも、生徒や先生、保護者・地域の皆さんと協力して続けてきた拡大防止の取組みもようやく一区切りとなりました。そして今日から、いよいよ6月に入ります。菅野中でも落ち着いた雰囲気の中で、日々の学校生活が続いています。

それでも、多くの生徒の皆さんが何か「しんどいなあ」「つらいなあ」という感じがしていることと思います。言うならば、心や体の調子がよくない、バランスが悪いような気がしませんか。「五月病」ともいわれる心身の不調が続いたり、不順な気候や気温の変化によって体調不調になったりする人もいたと思います。気がつかない内にたまった疲れやストレスが原因かもしれません。これは生徒の皆さんだけでなく、先生たちも同じです。特に1年生の皆さんは、4月からの新しい中学校生活で戸惑うこともあったと思います。私=校長も同じように「菅野中1年生」ですから、よく気持ちがわかります。これからも、困ったときはいつでも何でも先生方に聞いてください。優しく教えてくださいます。また、2・3年生も先輩として後輩をリードする活躍を期待します。

保護者のみなさまも、困ったことや心配なことがありましたら、いつでも教職員に相談してください。学校と家庭が協力して解決していきましょう。同時に、うれしいとき、子供ががんばったときにも連絡をお願いします。菅野中生に関わるすべての大人が、子供たちのために協力し、全力で取り組んでいきましょう。

校長室より4「家庭学習の手引きの活用を」(2023年5月11日)

今年度も「家庭学習の手引き」を、小中一貫教育・菅野中学校ブロックの3小学校・1中学校に配布しています。菅野中ブロックでは、家庭での学習を主体的に進める手引きとして小学校1年生から中学校3年生まで具体的な勉強の方法を示しています。莇野・上菅・菅生小と菅野中の先生が協力してつくりました。今年も3小1中の児童・生徒全員に配布し、中学校ではPTA総会資料で紹介しています(すでに配布の学習通信No1をご覧ください。小中学校共通の学習の手引き・中学校の9教科=5教科と実技4教科の「家庭学習のポイント」を掲載しています)。

保護者の皆さんも、各教科の家庭での具体的な学習方法を紹介していますので、ぜひご活用ください。なお、定期考査の勉強方法や家庭学習の取組方法については、学級・教科担任の先生方から授業等でも、くわしく説明してもらいます。学校でも、家庭でも、自ら進んで学習を進めていきましょう。

校長室より3「3つのお願い事」(2023年5月2日)

まずは、保護者・地域の皆さんにおかれましては、これまで新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、ご理解・ご協力いただき、ありがとうございます。さて、5月1日の授業参観・PTA総会・学年懇談会において、保護者の皆さんに「校長あいさつ」として行いました、ご説明とお願いの要旨を一部補足も加えて掲載します。菅野中学校における、この1年間の基本方針と考えています。

はじめに

この4月1日より校長として着任しました中林寿人(なかばやしひさと)です。永富校長先生の後を引き継ぎ、伝統ある菅野中学校の校長として努力・前進していきますので、よろしくお願いします。平素は、菅野中学校の教育活動にご理解とご協力、ご支援をいただいていますことに深く感謝いたします。

今年度の菅野中学校の学校教育目標は、昨年度までに引き続き「主体的に学び、共に高め合う生徒の育成」です。学校通信「菅野だより」4月号で紹介した学校教育目標と3つの体力を今年度の菅野中学校の柱にしていきます。同時に、菅野中学校にかかわるすべての人々(すべての生徒、先生、保護者や地域=莇野・上菅・菅生小校区の皆さん、加えていろいろとお世話になる人々)が、菅野中をよりよい学校にするために、心のふるさととして、心を寄せ合うことを目指していきます。

「心を一つに創り上げよう!心のふるさとわれらが母校!」

母校は心のふるさとです。「自分たちが生まれ、育ち、住まい、暮らし、学ぶ」菅野中校区、そして地元の莇野・上菅・菅生小校区を愛する気持ちが含まれています。そして今まで以上に、菅野中学校を愛する気持ちを育てていきたいと考えています。

三つのお願いごと

  1. 家庭学習の時間確保をしていただきたい。とりわけ宿題や提出物についての確認の声かけをお願いしたい。そのためにも、スマホ等のSNSやゲーム・パソコンの使用については、ルールを決めるなどして家庭の責任においてお願いします。一日の学習時間の目安としては、「学年+1時間」とも言われます。学校での授業・補充学習や質問会と家庭学習の連動=リンクを進めていきましょう。
  2. 気になること、どうなのかなと疑問に思うこと、また、うれしいこと等、学校に連絡してください。担任をはじめ学年の教師や部活動の顧問等、だれにでも(約30名のやる気のある個性豊かな教職員がいますので、声をかけやすい者でかまいません)早めに連絡・相談をしてください。子供たちを育てる仲間として家庭・地域・学校がタッグを組んでいきましょう。
  3. すべての子供にとって安全・安心な場としての学校づくりをすすめていきます。そのためにも「社会で許されないことは学校でも許されない」ということを徹底していきます。このことは、教職員にも徹底するとともに「率先垂範」をより一層、実行していきます。具体的には特に法に触れる行為、いじめ、暴力行為、器物損壊等については、状況に応じて、関係機関と連携して厳正に対処していきます。もちろん、生徒一人ひとりの多様性を認め、愛情を持って指導・支援することが大前提です。また、このことは姫路市全体の生徒指導の方針でもあります。そのことが、長い目で見て、生徒の成長につながるものと考えています。

おわりに

「心を一つに創り上げよう!心のふるさとわれらが母校!」。願いは一つ。生徒一人ひとりの卒業後の進路、そして将来の社会的自立に向け、愛情をもって指導・支援し、学力の向上と人間関係力の育成を図っていきます。保護者の皆さん、地域の皆さんとは、ともに子供を見守り、育むチームの仲間として、切磋琢磨していきたいと考えています。よろしくお願いします。

校長室より2「勤務時間的成果への協力を」(2023年5月2日)

本年度も、教職員のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を充実させ、すべての教職員がゆとりをもって、生徒としっかり向き合う時間を確保するため、以下のような取り組みを進めていきます。これは、姫路市の小中学校全体で取り組んでいる内容です。皆さんのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます(すでに、姫路市教育委員会よりのお知らせを配布しています)。

  1. 毎週月曜日を、原則として「定時退勤日」としています。特に第2月曜日は全市一斉定時退勤日として、午後5時30分には全教職員が退勤します。
  2. 部活動については、原則月曜日及び、土日の休業日のどちらかを「ノー部活動デー」とします。基本的に平日は2時間以内、休日は3時間以内の練習時間とします。
  3. 毎週木曜日を「ノー会議デー」とし、教職員の研修等に活用する日とします。

上記日時等は原則的なもので、祝祝日や学校行事の状況等で変更の場合があります。また、部活動についても試合日程等により「ノー部活動デー」を振り替えることがあります。これらの場合は、学年通信や部活動計画等によりお知らせします。

校長室より1「式辞 学校目標と三つの体力」(2023年4月10日)

まずは、この4月1日より校長として着任しました中林寿人です。永富校長先生の後を引き継ぎ、伝統ある菅野中学校の校長として努力・前進していきますので、よろしくお願いします。

さて新型コロナウイルス感染症拡大防止対策について、保護者・地域の皆さんには、さまざまなご協力・ご配慮をいただきましたことに深く感謝申し上げます。そして今日、何より菅野中学校の生徒の皆さんが元気に始業式に集まってくれたこと、入学式に新しい仲間を迎えることができたことに、大きな喜びを感じています。今後も、日々健康に留意して感染予防に努め、元気に学校生活を送りましょう。

昨年度までに引き続き、今年度の学校教育目標を見出しのように掲げました。この目標にある「主体的に学び、共に高め合う生徒」に育ってもらうための「3つの体力」を下に示しています。これは、将来の「めざす自分」=「めざす大人」像にもつながります。毎日の生活の中で常に思い返して、自分の言動を見つめましょう。

新学年の始まりにあたり、この1年間にみなさんに養ってもらいたい「3つの体力」について話します。

一つ目は「頭の体力」です。しっかりと学習(授業・家庭学習)に取り組み、自然や社会の出来事が、「なぜ」起こっているのか説明する力を身につけてください。自分自身が「なるほど」と納得できると、身の周りに起こる問題を解決する糸口を見つけ出す力がつきます。

二つ目は「心の体力」です。「ありがとう」という感謝の心、「すみません」という素直な心、そして困難にへこたれず目標に向かって「やってやろう」という挑戦する心を養ってください。そうすることで、仲間からの信頼を集め、ねばり強く物事に取り組む力がつきます。

三つ目は「身体の体力」です。毎日の登下校や体育の授業などの運動によって身体の体力をつけましょう。身体の体力がすべての活動を支えてくれる力になります。

これら3つの体力をもとに、仲間と協力して一人ひとりが、より一層充実した学校生活を送ることができるような菅野中学校を創り上げてもらいたいと思います。

この目標の実現に向けて先生方はみなさんの手本となって行動していきます。これを「率先垂範」と言います。困ったことがあったり、迷ったり、悩んでいることがあればもちろんのこと、普段から先生方に話しかけてください。もちろん私、校長先生にも相談してください。先生方は、きっと一緒に思いを分かち合ってくれます。みなさん一人ひとりの成長を心から期待しています。

(始業式・入学式で述べた挨拶をもとに再掲しました)

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