英賀保駅周辺土地区画整理事業の概要についてご説明します。
本地区は、姫路市の中心部であるJR姫路駅の南西約3.8キロメートルに位置し、JR英賀保駅の北側に面する東西2.5キロメートル、南北1.5キロメートルの区域です。
JR英賀保駅は、神戸(三宮)まで新快速で50分と通勤可能なことから駅周辺は宅地需要が高いものの、北側は都市基盤が未整備なことから農地のミニ開発が見られ、このまま放置すると無秩序な“まち”となる恐れがあります。
また、地区周辺に存する県立姫路循環器病センターや県立姫路商業高校,荒川小学校等の公共施設へのアクセスとしての南北の重要路線である県道田寺今在家線は、幅員が狭小であるうえ、地区を南北に分断するJR山陽本線と交差する棚田踏切は市内でも有数の危険・渋滞個所であるためJR英賀保駅へのアクセスが良好でなく駅の機能を十分に活用できていません。
また、JR山陽本線が排水機能を阻害し、地区内の一部は年に数度は床下浸水の被害に遭うという状況にあります。
よって、本事業により県道田寺今在家線の棚田踏切を立体交差とし、JR英賀保駅北側に交通広場、四ツ池線を築造し駅へのアクセスを高めるとともに、水路を整理強化することにより排水性の向上を図り、近隣公園、街区公園を設け良好な市街地の形成と快適な住環境の創出を図り、人にやさしく災害に強い街づくりを目的としています。
姫路市英賀保駅周辺土地区画整理組合
69.5ヘクタール
31.83%(公共23.47%)
平成11年から令和9年まで
23,900,000,000円
荒川線(幅員20から35.7メートル,延長 601メートル)
四ツ池線(幅員16メートル,延長 1,729メートル)
手柄山線(幅員15メートル,総延長 916メートル)
英賀北線(幅員19メートル,総延長 52メートル)
交通広場(1,880平方メートル)を含む
134路線,延長 15,793メートル
11路線,延長 385メートル
8カ所,24,000平方メートル
本地区を南北に分断するJR山陽本線は1日上下約350本の電車が通過するため棚田踏切は約4分から5分ごとに遮断機が下がり、県道田寺今在家線は両方向6~7千台の自動車と通学時間帯には220台の自転車、多数の歩行者が横断します。
また、JR山陽本線と並走する県道和久今宿線は両方向18,000台から20,000台の自動車交通量があることから、踏切が上がった際は自動車、自転車、歩行者が錯綜して通行するため、周辺に存ずる学校等の多くのコミュニティ施設を利用する住民にとって非常に危険な状況にあります。
そこで、本事業により県道田寺今在家線を立体交差点化(アンダー)し、南北交通を円滑にすることにより、周辺のコミュニティ施設の機能を活用した良好な市街地の形成を図ります。
北から南を望む
南から北を望む
英賀保駅周辺地区では、保留地(区画整理区域内の宅地)を販売しております。詳しい情報は、英賀保駅周辺土地区画整理組合のホームページ別ウィンドウで開くをご覧ください。
通行経路の切替日が令和2年8月29日(土曜日)に決定しました。
棚田踏切のアンダーパス化工事に伴う通行経路の変更開始のお知らせ
姫路市役所都市局市街地整備部区画整理課
住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 本庁舎7階
電話番号: 079-221-2552 ファクス番号: 079-221-2739
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