市民教養講座(歴史講座)は、歴史豊かな播磨に住む私たちが、先人の歩んだ道を探ることによって、これからの生き方を学ぶ、歴史(日本史)を中心とした講座です。
テーマ別にA・B・C・Dの4つのコースを開催しています。
現在、令和6年度講座の受講生を募集しています。
2024 信仰と美術、そして人
時代の枠を取り払い、自由に時を超えて、信仰と美術について、そしてその向こうにある、あるいはその足元にある、人のいとなみについて語っていきます。
奈良国立博物館名誉館員、帝塚山大学客員教授 西山 厚 氏
回 | 実施日 | 内容(テーマ) |
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1 | 令和6年5月11日(土曜日) | 楽しい!!信貴山縁起絵巻 米倉が飛ぶ!米俵が飛ぶ! |
2 | 令和6年6月15日(土曜日) | 西行法師の歌と旅 |
3 | 令和6年7月6日(土曜日) | 実朝 悲しみの鎌倉殿 |
4 | 令和6年8月10日(土曜日) | 南山城の寺々を訪ねて |
5 | 令和6年9月14日(土曜日) | 南山城の寺々を訪ねて |
6 | 令和6年10月5日(土曜日) | 明恵上人2 ある愛の物語 |
7 | 令和6年11月2日(土曜日) | 正倉院展を深く味わう2024 |
8 | 令和6年12月14日(土曜日) | 聖武天皇と良弁僧正 |
近世の天皇と朝廷
信長・秀吉の時代から江戸時代を経て、明治維新に至る三百年近くの時期を対象として天皇と朝廷の役割を探ります。江戸時代の天皇と朝廷といえば、「禁中並公家諸法度」によって縛られ、京都御所の中に封じ込められていたイメージがありますが、実際はどうだったのでしょう。権力も財力もない天皇と朝廷が、三百年近くにわたって存続しえた理由について考えます。
国際日本文化研究センター名誉教授 笠谷 和比古 氏
回 | 実施日 | 内容(テーマ) |
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1 | 令和6年5月30日(木曜日) | 近世の天皇と公家 |
2 | 令和6年6月20日(木曜日) | 朝廷官位制度 |
3 | 令和6年7月18日(木曜日) | 近世の朝廷運営制度 |
4 | 令和6年8月1日(木曜日) | 平安京内裏と近世の禁裏 |
5 | 令和6年9月19日(木曜日) | 朝廷と織豊政権 |
6 | 令和6年10月17日(木曜日) | 朝廷と徳川幕府 ―関ヶ原合戦から元禄期― |
7 | 令和6年11月21日(木曜日) | 朝廷と徳川幕府 ―享保から寛政時代― |
8 | 令和6年12月19日(木曜日) | 朝廷と徳川幕府 ―化政期から明治維新― |
平安・鎌倉時代の女性群像
慈円は「女人入眼の日本国」(『愚管抄』)と述べています。日本国を仕上げるのは女人だというのです。北条政子はその典型だといってよいでしょう。本年は平安時代から鎌倉時代にかけての女性たちを取り上げてみました。その中には権勢を極めた人もあり、逆に悲運に沈んだ人もいるでしょう。しかし歴史の流れの中で、彼女たちが大きな役割を果たしたことは否定できません。
回 | 実施日 | 内容(テーマ) | 講師 |
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1 | 令和6年5月27日(月曜日) | 平成上皇と藤原薬子 | 京都大学名誉教授 上横手 雅敬 氏 |
2 | 令和6年6月10日(月曜日) | 藤原良房と明子 | 京都女子大学教授 告井 幸男 氏 |
3 | 令和6年7月8日(月曜日) | 藤原詮子と弟道長 | 龍谷大学准教授 樋口 健太郎 氏 |
4 | 令和6年8月19日(月曜日) | 藤原彰子と紫式部 | 京都女子大学名誉教授 瀧浪 貞子 氏 |
5 | 令和6年9月2日(月曜日) | 鳥羽天皇と藤原璋子(待賢門院) | 京都大学名誉教授 上横手 雅敬 氏 |
6 | 令和6年10月7日(月曜日) | 平清盛と徳子 | 京都女子大学名誉教授 野口 実 氏 |
7 | 令和6年11月18日(月曜日) | 源頼朝と大姫 | 京都大学名誉教授 上横手 雅敬 氏 |
8 | 令和6年12月2日(月曜日) | 北条政子 | 立命館大学名誉教授 杉橋 隆夫 氏 |
絵巻物の世界
2023年度には東京国立博物館で「やまと絵」展が行われ、やまと絵の美しさにあらためて光があたりました。この講座では、中世の絵巻物から八つの作品を選んで、その画面とストーリーを楽しみながら、歴史家の目から見た絵巻物の世界の奥深さを語ってみたいと思います。
京都教育大学名誉教授 西山 克 氏
回 | 実施日 | 内容(テーマ) |
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1 | 令和6年5月31日(金曜日) | 鳥獣人物戯画 絵巻物ことはじめ |
2 | 令和6年6月28日(金曜日) | 粉河寺縁起絵巻 童男行者と娘の恋 |
3 | 令和6年7月26日(金曜日) | 地獄・餓鬼草紙 死者のゆくえ |
4 | 令和6年8月30日(金曜日) | 春日権現験記絵 私はあなたを捨てない |
5 | 令和6年9月27日(金曜日) | 一遍聖絵 信じなくてもいい |
6 | 令和6年10月25日(金曜日) | 土蜘蛛草紙 吉田山の向こう |
7 | 令和6年11月29日(金曜日) | 道成寺縁起絵巻 観音さま 助けて |
8 | 令和6年12月20日(金曜日) | 百鬼夜行絵巻 大災害の記憶 |
午前10時00分から午前11時30分まで(受付は午前9時30分から)
市民会館大ホール別ウィンドウで開く(姫路市総社本町112番地 姫路市市民会館2階)
各コース 500人
各コース 年間 4,000 円
3月15日(金曜日)で一旦締め切りましたが、定員に若干の空きがあるため、随時受付をしています。
はがき及びメールでのいずれかにより、生涯学習課へお申し込みください。
はがき送付先:〒670-8501 姫路市安田4丁目1 姫路市生涯学習課 歴史講座担当
申込先メールアドレス: kyo-kouza@city.himeji.lg.jp
定員になれば締め切ります。(先着順)
姫路市役所教育委員会事務局生涯学習部生涯学習課
住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 北別館4階
電話番号: 079-221-2782、2784 ファクス番号: 079-221-2794
電話番号のかけ間違いにご注意ください!