なるほど!! 姫路大名行列

縦へスクロール

Yaritai

御徒士・金御紋付対挟箱・
御持槍・長刀
槍を備える前衛部隊で、槍は武家を象徴する道具でした。家の格などによって色や鞘の形などが徳川幕府より決められており、槍を見ればどの家の大名行列なのかがわかりました。

御徒士おかち

槍を備える下級武士。足軽とは異なり、武士身分を持った者が務め、公的に苗字を名乗り、帯刀することも許されていました。

金御紋付対挟箱
きんごもんつきついはさみばこ

殿様(藩主)や藩士の着替えなどを入れた挟箱を担ぐ者。挟箱は家の格と威厳を示すもので、金御紋をあしらうのにも許可が必要でした。

御持槍おもたせやり

武家のシンボルである槍を備える者。家ごとに刃先の鞘の形や柄に特徴があり、酒井家は朱塗柄を2本使用することが許された数少ない家柄でした。

長刀なぎなた

武家のシンボルである長刀を備える者。大名行列では刃先を見せず、革製の覆いで隠していました。三日月形の覆いは酒井家であることを示しました。