槍を備える下級武士。足軽とは異なり、武士身分を持った者が務め、公的に苗字を名乗り、帯刀することも許されていました。
殿様(藩主)や藩士の着替えなどを入れた挟箱を担ぐ者。挟箱は家の格と威厳を示すもので、金御紋をあしらうのにも許可が必要でした。
武家のシンボルである槍を備える者。家ごとに刃先の鞘の形や柄に特徴があり、酒井家は朱塗柄を2本使用することが許された数少ない家柄でした。
武家のシンボルである長刀を備える者。大名行列では刃先を見せず、革製の覆いで隠していました。三日月形の覆いは酒井家であることを示しました。