なるほど!! 姫路大名行列

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Yumitai

足軽小頭・弓立・矢箱・空穂
弓を備える前衛部隊で、大名行列では装いを整え、弓と矢を一緒に仕舞える弓立に入れて運びました。鉄砲は普及していましたが、弓は戦場で最も相手にダメージを与える武器でした。

足軽小頭あしがるこがしら

弓隊で弓や矢を運ぶ足軽たちを統率する者。小集団をまとめる長のことを小頭といいます。

弓立ゆだち

弓2本と矢籠、弦巻を一緒にしたものを弓立または弓台と言い、それを担ぐ者。主に殿様(藩主)の持弓を運びました。

矢箱やばこ

矢を数多く納められる矢箱を担ぐ者。弓足軽は、この箱から矢の供給を受けて弓を撃ちました。

空穂うつぼ

空穂とは矢を収納し弓兵が腰に背負うものですが、大名行列では装飾品として用いられました。全体に金箔を貼り、酒井家の家紋が大きく描かれています。