小中一貫教育

姫路市立琴陵中学校ブロックは、姫路城から西へ約2キロメートル、小高い山を切り開いた上に位置する琴陵中学校、姫路城の西側に位置する城西小学校、JR姫路駅と姫路城を南北に結び、正三角形を描く西側の頂点に位置する船場小学校の3校からなる、一中複数小分離型のブロックである。

琴陵中学校ブロックは、共通して、城下町の原点とも言える古くからの佇まいの残る歴史と文化の情緒あふれる校区である。一方で、住宅地、マンション、商業施設等、新しい街並みも見られ、新旧文化の融合する校区でもある。そのような地域性、歴史と文化に育まれた3校は、それぞれに、地域の特色を生かして育まれてきた歴史と伝統を大切にした魅力的な教育を展開している。

そこで、本ブロックの小中一貫教育の推進にあたっては、それぞれの伝統や特色、魅力を大切にしつつ、琴陵中学校区共通するテーマとして「確かな学力、豊かな心、健やかな体を備えた子どもの育成」を掲げ、琴陵中ブロック小中一貫教育ブランドカリキュラムを踏まえ、「自己肯定感の醸成」と「児童生徒を主体とした必然性のある学びの充実」を軸に、児童生徒の適時性と連続性を大切にした、3校教職員協働による、1中複数小分離型の小中一貫教育の実践研究に取り組んでいる。

令和5年度現在の実践研究の基軸として、与えられる課題ではなく、”学びたくなる、追究してみたくなる”ような課題設定や、児童生徒の思考の流れ（学びのプロセス）を大切にした、学びの主体である児童生徒にとって、”必然性”のある学びを目指して、3校協働のもと、授業実践研究に取り組んでいる。

琴陵中ブロックの小中一貫教育の推進構想と研究構想については、以下の添付ファイルを参照してください。