灘を愛する心　第2号

出発直前まで、鹿児島の天気予報は「季節外れの大雨時々雷雨」。しかしながら3日間の行程は奇跡的にほぼ雨に当たらず過ごすことができました。

「灘中生としての自覚を持ち、新たな発見新たな学びへ全緑前進」のスローガンのもと、4月24日（日曜日）～26日（火曜日）までの南九州方面への修学旅行を振り返ります。

• 1日目
  団体専用新幹線を乗り継ぎ、午後2時30分に鹿児島中央駅に到着、そこから9台のバスで知覧特攻平和会館へ。館内見学、語り部の方の講話を聞き、改めて悲惨な戦争の事実を認識しました。また連日報道されているロシアによるウクライナへの侵攻と重ねながら、平和を願い尊ぶ心を育てました。その後、再びバスで宿泊地である霧島へ移動しました。
• 2日目
  午前9時にホテルを出発し、バスで鹿児島市内に移動、1から3組が鹿児島中央駅、4から6組が中央公園、7から9組がフェリー乗り場を発着とし班別活動をスタートしました。維新ふるさと館を必須のチェックポイントとし、鹿児島の歴史を学ぶとともに、桜島、展望台、水族館や科学館を体験しました。出発前の予想とは大きく異なり、暑いぐらいの晴天に恵まれた1日でした。
• 3日目
  午前8時にホテルを出発し、最後の見学地である仙巌園にバスで移動しました。小雨でしたが傘が必要なほどではなく、桜島をバックに記念写真を撮ることができました。その後、鹿児島中央駅へ移動し新幹線（九州新幹線が安全確認のため運転見合わせ中だったため、一時は帰れないのではと心配しましたが）に乗り無事姫路に戻ってきました。

この3日間、時には厳しく指導されながらも最後までやりきった実行委員を中心とする生徒達に感動しました。ここに至るまで、多くの時間と労力をかけ、準備をしてきたことがよくわかりました。またホテルでの朝食、夕食時、黙食をする生徒達の姿には、一般客の方も感心していました。（コロナが収束し、楽しく会話しながら食事ができる日が早く戻ってくるといいですね）

最後になりましたが、出発に至るまで、生徒の健康管理等にご協力いただいた保護者の皆さんに感謝申し上げます。どうもありがとうございました。そして・・

「3年生の皆さん、修学旅行の成功おめでとう！　これからも全緑前進！」

ここで新聞広報された件等について紹介します。

まずは、4月25日の神戸新聞スポーツ欄に大きく掲載されました。陸上競技部が兵庫リレーカーニバルで大活躍し、中でも中学男子400メートルリレーでは大会新記録、36年ぶりの優勝と大きく掲載されていました。

そして、5月6日の神戸新聞姫路欄にはアクリエひめじ大ホールで「灘中生ら10団体　迫力ジャズ演奏」と吹奏楽部のがんばりがこれも写真入りで大きく掲載されていました。

また新聞には載っていませんが、サッカー部も5月4日に市民大会で優勝し、あわせてフェアプレー賞を受賞しました。これは大会を通して警告がなかったことや、マナーがよかったためとのことで、大変うれしい賞をもらっています。