灘を愛する心　第5号

統計開始以来、最も早い梅雨明けで始まった今年の夏。（先日の報道で梅雨明け日は訂正されましたが）そして記録的な猛暑が続き、新型コロナウイルス感染症の第7波が夏を直撃しました。姫路市でも過去最多の感染者数が8月上旬に出て高止まり状態でしたが、国や県の行動制限はなく感染予防や対策を行いながら部活動の大会は予定通り実施されました。残念ながら発熱で試合に参加できず、悔しい思いをした人もいました。その悔しさを次へのステップのバネにして飛躍して欲しいものです。そして以下の部が兵庫県大会に出場しました。

• 運動部
  相撲部（団体3人制、5人制、個人）、卓球部（男女団体、男女個人）、剣道部（男女団体、男女個人）、柔道部（男子団体、男子個人）、水泳部（男女団体、男女個人）、陸上競技部（男女各種目）、男子バレーボール部
• 文化部
  吹奏楽部（兵庫県吹奏楽コンクール西播大会金賞）、コーラス部（兵庫県合唱コンクール金賞）

また特にその中でも相撲部、剣道部、陸上競技部は奈良県で開催された近畿大会に出場、そして陸上競技部は福島県で開催された全国大会まで駒を進めました。

陸上競技部は先日姫路市役所にて開催された全国大会に出場した姫路市立中学校の選手の報告会に出席し、神戸新聞にも掲載されました。その記事の一部を紹介します。 

『…陸上の400メートルリレーに出場した近畿王者の灘中は、予選でバトンパスにミスが出て上位8チームによるA決勝進出を逃したが、9位以下のB決勝ではトップの42秒99を記録した。「大舞台で力を出し切るのは難しい」（中略）今後、兵庫中学記録（42秒63）の更新を狙う。』

本年度の体育大会も新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、規模を縮小し、昨年同様トラック競技と部活動行進のみを実施します。参観も3年生の保護者の方のみとさせていただきます。「今年は少しでも今までの体育大会に戻したい・・」と考えていましたが、今もなお感染状況は高止まりで、市のガイドラインに照らし合わせると苦渋の決断をしなければならない状況をご理解ください。はなまるメールでもお知らせし、始業式の日にも文書を配布しましたが、「2学期の開始に係る新型コロナウイルス感染症対策について」をご覧の上、ご協力のほどよろしくお願いします。

9月1日に令和4年度全国学力・学習状況調査（国語、数学、理科の各教科と生徒質問紙の回答）の個人票を3年生に配布しました。その調査の内容について正答率等を全国平均と比較して考察します。

• 教科の正答率では、全国と比べると国語、数学、理科の各教科とも大きな差はみられない。（下回る）
• 記述式の問題など文章で表現することに課題がある。
• 生徒質問紙の回答では、「自分にはよい所がある」「将来の夢や目標を持っている」など自己肯定感などの意識を問う質問に肯定的な回答をしている。

数値に一喜一憂するものではありませんが、ほぼ昨年同様の結果となりました。授業改善と共に、引き続き「ICT機器の活用」や「灘学びタイム」の充実を図っていきます。