灘を愛する心　第3号

小学校時、コロナ禍のためにさまざまな行事が中止や変更、縮小されてきた1年生。現在もコロナ感染者数が下げ止まりの中ではありますが、感染予防のためのさまざまな変更や工夫を行い、コロナ前とほぼ同規模の自然教室を実施しました。保護者や関係者の皆さん、ご協力ありがとうございました。5月20日（金曜日）から22日（日曜日）までのハチ高原で実施した自然教室を振り返ります。

• 1日目
  ハチ高原到着後、昼食を済ませクラス写真を撮りました。荷物をそれぞれの宿舎に運び込んだ後、集団行動の練習とコンテストを行いました。その後、1から4組は青い鳥、5から8組はみやま荘の炊事場で飯盒炊さんを行いました。施設の方から説明をよく聞いておいしい牛なべを作ることができました。夜は雲が多く星空観察はできませんでしたが、ナイトウォークを行いました。
• 2日目
  朝は午前6時30分に起床。身支度を整え、登山用弁当をもらい、鉢伏山登山に出発しました。鉢伏山は標高1221メートルで、兵庫県5番目の高さです。スタート地点の標高はある程度ありましたが、なかなかの高さ！会話をしなければマスクは外してもよいとしていましたが、かなりきつかったようです。昼過ぎには下山し、午後からはクラスごとに分かれて「チームビルディング」を行いました。灘中初の取り組みとのことで、インストラクターの方の指導のもと、ゲームなどを通して、学級のチームワークを高めました。夕方からはボンファイヤー（クラス別の焚火）を行い、クラスの力を高めました。
• 3日目
  ついに最終日となりました。朝食にはそれぞれがカートンドックを作って食べました。最後には魚（あまご）つかみを体験しました。

2年生は5月30日（月曜日）から6月3日（金曜日）の間トライやる・ウィークを実施しました。コロナ禍のため、当初生徒を受け入れていただける事業所が減少しましたが、PTAや地域の皆さんの協力を頂き、受け入れ可能人数が2年生生徒数に達することができました。生徒達は学校で体験することができない職場体験を相当な緊張の中、精一杯がんばっていました。活動中の真剣なまなざしや、幼児らと笑顔で園庭を走りまわる姿は、事業所の方々のご指導のおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。一週間お世話になり、ありがとうございました。