令和5年度3学期の様子(3)

今年度最後のオープンスクールを実施しました。1時間目から、各学年の授業や学習発表を公開し、間に縄跳び大会を実施しました。

4年生が、音楽の授業で箏の演奏に取り組みました。指導してくださるのは、長年お世話になっている箏師範の西川かをり先生です。4年生の子供たちは、箏の扱い方や弾き方、漢字で書かれた楽譜の読み方など教えていただきました。何度か練習して、「さくらさくら」「うれしいひなまつり」を上手に弾けるようになりました。上達が早いと、西川先生に褒めていただきました。

姫路ろうあ協会の方にお越しいただき、手話のことや耳の不自由な方の生活の様子を教えていただきました。「電話がかかってきたら？」「テレビを見るときは？」など、子供たちからたくさん質問が出ました。必要な情報の入手や会話はスマホで行うなど、スマホが普及して、生活がとても便利になったそうです。「聞こえないことは“かわいそう”ではない。ちょっと困ってるときに、手助けしてもらえるとうれしい。」という講師先生の言葉に、「困っている人を見かけたら、恥ずかしがらずに声をかけよう。」という勇気が湧いてきました。

お別れ遠足を兼ねて、恒例のスケート教室に行きました。指導員さんから、スケート場での注意事項を聞いた後、いろいろな動きを練習しました。何度転んでも立ち上がり、だんだん上手になっていく姿には、毎回感心させられます。足のケガで滑ることができなかった子も、途中からそりに乗せていただきました。縦割り班での昼食など、楽しい思い出となったことでしょう。姫路セントラルパークの皆さん、大変お世話になりました。

姫路珠算協会の方にお越しいただき、3年生が算数の授業でそろばんの学習をしました。最初は、玉の数を確認しながらゆっくりと操作していましたが、だんだん慣れてきて、リズムよく玉を動かすことができるようになりました。

6年生に、これまでの感謝とお祝いの気持ちを伝えるため、全校集会を実施しました。5年生が中心となり、それぞれの学年で、心を込めた出し物やプレゼントをしました。6年生は、お返しに、歌と朗読を披露しました。6年生との別れが寂しくて、涙している下級生もたくさんいました。温かい雰囲気の中、みんなで心を合わせて『6年生を送る会』ができ、とても素晴らしいひとときでした。