性教育指導の手引き

「性教育指導の手引き」についてお知らせします。

近年，情報化の進展に伴う性情報の氾濫など，子供たちを取り巻く環境が大きく変化しており，子供たちには，現在及び将来の生活において直面する性に関する諸問題に対して，適切に意思決定し，行動選択できる力を身に付けていくことがより一層重要となっております。こうした中，国は令和5年3月「性犯罪・性暴力対策の更なる強化の基本方針」を策定し，「生命（いのち）の安全教育」を全国展開しており，また，令和4年改訂の「生徒指導提要」にも「性に関する課題」が盛り込まれました。
本市においては，昭和59年（1984年）に「性教育指導の手引き」を発刊し，昭和63年（1988年），平成6年（1994年），平成19年（2007年）と改訂を経ながら，「生き方を考える性教育」のもと，「自他の生命を大切にし，互いの生き方を認め合う子の育成」を目指し，性に関する指導に取り組んでまいりましたが，こうした状況を踏まえ，この度「性教育指導の手引き（小学校編）（中学校編）」を改訂することといたしました。本改訂では，幼稚園から高等学校までの指導資料等を掲載し，より系統的・計画的な実践が展開できるよう作成しました。