みなさん、こんにちは!
今回は、現在 ”背骨がない生きものコーナー” で展示中の
『ハクセンシオマネキ』のお話をしていきます。
こちらが『ハクセンシオマネキ(オス)』
とても警戒心が強くて、動くものに反応するとすぐに巣穴に隠れてしまいます。
ただ、こちらが動かずに” じっと ”していれば、
またゆっくりと出てくるので、巣穴に隠れてしまっても
「居なくなっちゃった。」と思わずに少しだけ見ていてください。
巣穴から出てくるとき、「大丈夫かな?大丈夫かな?」
と、さぐりさぐり出てくる感じが個人的には好きです(^^♪
ちょっと、話は変わりますが、
水槽内の地面を見てみると、なんだかデコボコしているのが分かりますか?
コレ実は、カニたちが巣穴を作ったときにできるものなんですよ。
どういうことか、というと・・・
巣穴を掘っていくときには、だいたい” 脚 "を使います。
画像のように、下からコロコロと" かき上げる "ようにしていくので、
上に出てくるときには" 雪だるま方式 "で丸くなります。
この" 砂だんご "が巣穴のまわりにたくさん集まっていくと、デコボコな地面ができていく
というわけなんです。
カニたちは今日もゆっくりと、巣穴を掘り進めていました。
とても面白い行動なので、
みなさんもカニたちが、巣穴を掘っていく様子を観察してみてくださいね(^^)/