こんにちは!
冬本番がやってきて、毎日「寒いっ」と連呼しているさんきです(笑)
みなさんも体を冷やさないようにあったかくしてくださいね(´▽`)
さあ今回はいつものブログとはちょっと違いますよ!
10月24日~12月28日まで開催していた「昆虫ってすごい!」の企画展でアンケートも実施していました。
企画展に足を運んでくださった方、アンケートにご協力いただいた方本当にありがとうございました(人''▽`)
そのアンケートの中にこんな質問が寄せられていました。
「冬眠する昆虫にどんな種類があるのか気になる」
確かに冬になるとほとんど昆虫に出会うことがないので、
みなさんも1度は「昆虫って冬はどこにいるんだろう?」「なにしてるんだろう?」なんて考えたことがあるかもしれませんね。
それではお答えしていきましょう('ω')ノ
まず、どの昆虫もどうにか越冬(寒い冬を乗り越えること)しています。
越冬する姿はそれぞれ違っていて、卵・幼虫・蛹(さなぎ)・成虫の4つに分けられます。
それぞれ例を挙げてみましょう。(有名な昆虫や写真が用意できた昆虫を紹介します。)
【卵】カマキリやコオロギ
今回の企画展でも本物のカマキリの卵を展示していましたね!
コオロギはメスが産卵管を土に刺して卵を産みます。
【幼虫】ゴマダラチョウ、ヤゴ、ヘビトンボ
ゴマダラチョウの幼虫は越冬が近づくと褐色になります。顔がかわいらしいイモムシ。
ヤゴはトンボの幼虫ですね。
最近ヤゴの展示を再開しました!新館2階の身近な生きものコーナーでクロスジギンヤンマのヤゴを展示しています。
ヘビトンボは水生昆虫でかっこいいような気持ち悪いような・・・。
【蛹】アゲハチョウ、ウスタビガ(繭:まゆ)
アゲハチョウの蛹はみなさんもご存じですよね。
ウスタビガの成虫はまさにガという感じです。体は黄色くモフモフしてちょっぴりかわいい(´艸`*)
写真は繭です。
【成虫】テントウムシ、タガメ、オツネントンボ、アケビコノハ
テントウムシが集団で越冬するのは有名ですね!
タガメは企画展で紹介していましたが、越冬については触れていませんでした。
オツネントンボはとまっている枝にそっくりなので見つけるのは困難?
アケビコノハってなに?私も最近知りました(笑)
アケビコノハは葉っぱに擬態しているんですが、初めは本当に葉っぱかと思いました!!
見つけられたのはたまたま白い手すりにとまっていたからです。
いやー、この写真が役に立つ日が来るとは・・・撮影しておいてよかったです(笑)
ご紹介したのはほんの一部です。
冬に見かけない昆虫たちはいろいろな姿で上手に隠れているんですよ~。
どうか質問していただいた方もこのブログを読んでくれますように。
〔さんき〕