令和5年度学校だより6

6月9日（金曜日）今年第1回目のオープンスクールを実施しました。当日は運動会開催から2週間経過した頃、そして、1学期のちょうど折り返しで、大きな行事を終えて、新たな目標をそれぞれが持ち、落ち着いて学習に向かっている普段の様子をご覧いただけたらとの思いで実施しました。オープンスクールは、いつもの授業参観とは異なり、今回であれば1時間目から4時間目まで、授業はもちろん、休憩時間の様子など飾磨っ子の普段の様子を見ていただくこととなります。昨年度までの3年間は、町別に時間を指定させていただいての実施であったので、長時間のオープンスクールは実に4年ぶりとなりました。子どもたちは、ご家族の方に参観いただくことで、緊張した面持ちで学習に臨んでいる子もいましたが、どの子も張り切って学習に取り組めていました。小学校では、毎日45分の授業が5時間、多いときには6時間あります。友だちや担任教師、多くの大人たちと関わりながら、いろいろなことを学習したり、体験したりすることによって、全人的に成長していきます。また、家庭・地域の温かいまなざしのもと、「頑張り」を認めほめていただくことで、「やればできる自信」「必要とされる自分」を見出すことができます。本年度のオープンスクールは、3回開催予定です。第2回目は10月4日（水曜日）、第3回目は1月18日（木曜日）となっています。1年間通しての飾磨っ子の成長ぶりを見ていただくとともに、飾磨っ子が励みになる機会にしていただけたらと願っています。どうぞ、お越しください。今後も、家庭との連携を密にとりながら、子供たちの健やかな成長を育んでまいります。ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

オープンスクールの午後、引き渡し訓練を行いました。災害や警報発令等の緊急時は、子どもの安全確保を一番に考えます。そして、状況に応じて、安全な「引き渡し」を行うことも必要になります。このことから、学校では、年に一度、できるだけ年度当初に引き渡し訓練を行っています。当日は、ご家庭の理解と協力によりまして、各学年ともスムーズな引き渡しができました。兄弟姉妹が在籍するご家庭は、お子さん一人一人確実に引き渡すことから、関係の学級から学級へ移動してもらいました。また、引き渡しには徒歩でのお迎えを基本としています。引き渡し後、校門のところで、ご家族が一緒になって下校している様子を見せてもらいました。150周年の記念行事で防災サバイバルについても学んでもらいましたが、いつ、どこで、どのような状況の災害が起こるかわかりません。だからこそ、日頃の備えと学習が大事になってくるのだと思います。今回徒歩で下校される時に、通学途上で、もし震度5以上の地震が起こった時、どのように行動するか、危険な個所はないかなど、話し合うことのできる機会であったかもしれません。学校においても、災害時に一番大事なことは、「あわてないで避難する」ことであり、避難時の約束「お・は・し・も」がきちんとできるよう訓練を積み重ねています。ご家庭においても、「自分で命を守ること」や避難の場所や連絡方法など、防災・減災について話し合いをお願いします。