令和5年度学校だより11月号

例年であれば、 紅葉の季節を迎えているはずが、今年は気温の高い日が続き、山の木々も戸惑っているかのようです。しかし油断は禁物。秋が深まると、日中は暖かくても朝晩は霜が降りるほど冷え込むなど寒暖差が大きくなる日がやってきます。インフルエンザも各地で猛威を振るっています。月末には期末考査も控えています。引き続き体調管理には気をつけて過ごしましょう。

10月20日（金曜日）、「アクリエひめじ」に於いて文化発表会を開催しました。会場入り口に展示された美術部の作品を見て、来場者の方から感嘆の声が漏れ聞こえていました。合唱の部では、県内有数の立派な会場のステージに立つという緊張感に包まれながら、仲間とともに紡いできたハーモニーをホールいっぱいに響かせて、どのクラスも素敵な合唱を披露することができました。また、生徒会役員による工夫を凝らした生徒会劇、華やかで迫力のある演奏でホールにいる全員の一体感を演出した吹奏楽部の演奏、どれもが楽しく見ごたえのある発表でした。合唱や演奏を通して、多くの人の前で自らを表現するという貴重な体験が、これからの皆さんの成長と活躍につながることを期待します。

保護者の皆さん　今年度も学校から離れた場所での開催、また、現地での集合解散となり保護者の皆さんには大変ご理解ご協力を仰ぐ文化発表会となりました。しかし、ご覧いただいた通り生徒たちは短い期間ではありましたが、練習の成果を存分に発揮してくれました。合唱に演奏に素晴らしい姿をお届けできたと思います。これも日ごろから皆さんのご理解・ご支援の賜物と心から感謝申しあげます。また、PTA役員の皆さんには、受付等でお世話になりました。重ねて感謝申しあげます。

10月12日（木曜日）、13日(金）に、オープンスクールを実施し、多くの保護者の皆さんに授業や休み時間の様子を見ていただきました。今年は、合唱コンクールの学年リハーサルの一部も見ていただける日程で実施しました。参観後のアンケートでは、「あいさつがよくできている」「授業によく取り組めている」といった声が多く寄せられました。また、気になった点も指摘していただいており、多くの方々に見守られていることを改めて感じました。今後のよりよい飾磨東中づくりに一人ひとりが意識して取り組みましょう。

また同時に、南館校舎では生徒作品展を実施しました。美術や書道、教科等の作品の他、小中一貫交流事業の一つとして小学校作品も展示しました。生徒一人ひとりの個性豊かな作品が目立ちました。

11月5日（日曜日）に高浜校区合同防災訓練が実施されます。地域からの参加要請もあり、生徒会役員や一部の部活動生徒も参加してくれます。地域行事にも積極的に参加しましょう。11月2日は兵庫県が「津波一斉避難訓練」を呼び掛けたり、11月5日は国が「津波防災の日」に指定したりする等、防災意識の再認識が必要とされる時期です。

1年生は11月8日（水曜日）にわくわくオーケストラ教室並びに校外体験学習に出かけます。上演日程及び帰路の交通事情の関係で、姫路に帰着する頃はあたりが暗くなっていることが予想されます。安全な帰宅指導を行う予定です。ご理解の程、よろしくお願いします。

11月10日（金曜日）に進路説明会を行います。先日、公立高校の募集定員も発表されていました。3年生にとって、大切な決断の時が迫ります。進路決定に向けて、今できること、やるべきことをしっかり見据えて、学習等に取り組みましょう。