姫路科学館・目的と沿革
姫路科学館の概要をまとめています。
姫路科学館の目的
市民の科学に関する興味と理解を深めるとともに、創造性豊かな青少年の育成を図るため、姫路科学館(以下「科学館」という。)を設置する。
(姫路科学館条例 第1条より)
姫路市総合計画における位置づけ
姫路市教育振興計画における位置づけ
姫路科学館の特徴
姫路科学館は、「科学好きのみんなを育てる科学館」を目指しています。
「実験体験」「本物体験」「コミュニケーション」
常設展示は「実験体験」と「本物体験」を重視しています。 「私たちの宇宙」や「身のまわりの科学」のフロアにある展示装置は、法則を見せる展示ではなく、重力や風など自然の中にあるふしぎな現象を体験したり、 条件を変えて現象を作り出す実験をする、姫路科学館オリジナルの装置です。そして 「地球と郷土の自然」のフロアでは、昆虫や鳥、キノコなど姫路科学館の豊富な実物資料を、定期的に入れ替えて展示します。
また、スタッフが展示を通してお客様とコミュニケーションをとるほか、各フロアにある専用スペースでは、目の前で実験をする「サイエンスショー」や最新の情報を映像と生解説で紹介する「おはなし会」などの、人が介在するミニイベントを開催します。
プラネタリウム
直径27m、世界有数・国内4位のドームスクリーンをもつプラネタリウムでは、全天周映像による「全天映画」の上映や、より美しい星空の再現、快適なフロアを実現しました。また、スタッフによる生解説で、一期一会の投影をしています。
桜山エリア
姫路科学館は水と緑に恵まれた「桜山エリア」の中にあります。周辺の美しい自然も、大切な展示のひとつです。また、科学館周辺にある施設(星の子館、自然観察の森、県立こどもの館)と協力して、自然を楽しむ様々なプログラムを実施しています。
運営主体
姫路市教育委員会の直営施設です。
沿革
- 1965年:前身となる「姫路市立科学館」開館(姫路市 手柄山公園内)
- 1984年12月:新科学館検討委員会発足
- 1993年4月29日:現在地に「姫路科学館」として開館
- 2002年1月:兵庫県教育委員会より、理工・自然史の博物館当施設に指定
- 2003年2月:プラネタリウム制御装置更新
- 2003年4月:開館10周年
- 2008年3月:資料収蔵棟完成
- 2010年8月:常設展示リニューアル
- 2013年3月:プラネタリウムリニューアル
- 2013年4月:開館20周年
- 2016年7月:館内設備更新
- 2017年7月:来館者500万人
- 2021年12月:プラネタリウム全天映像装置更新
- 2022年8月:来館者600万人
- 2023年4月:開館30周年
施設の概要
- 敷地面積:13843m^2
- 建築面積:3097m^2
- 延床面積:7812m^2
- 展示面積:2500m^2(特別展示室225,2階800,3階1000,4階450)
- プラネタリウム面積:820m^2
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2016年に外断熱のために、外壁がアルミ板で覆われました。
昔の写真と比べると光沢感があるので、違いが分かると思います。。 |
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1992年の建設中の写真です。一番上の展望室や屋根の尖っている分の骨組みが見えます。 |
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常設展示室にある展示物は、2009年8月にリニューアルしました。 |
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開館時の展示で一番人気だった、ペダルをこいで発電量を競う「発電装置」です。 |
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プラネタリウムは、2013年にリニューアルしました。右側の古い写真と比べて違いが分かりますか?
見た目の違いはわずかですが、全天に動画を写せるようになるなど、大きく進化しています。 |
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できた当時は、ドームに写す写真はすべてスライドでした。 |