心洗われるゆったりコース

1姫路港から船で三十分の家島へ
着いたら最初に訪れたい場所

主人の帰りを待ち続けた大亀が、長い歳月のうちに石になってしまったと伝えられる、カメの形をした奇石。

顔にあたる部分は海を見つめ続け、今では海の安全をつかさどる水神として信仰されています。その頭を100回なでたら願い事がかなうとか。

2鳥居の向こうには輝く海
爽快な絶景スポット

初代神武天皇が即位前に祈願をしたと伝わる、由緒正しい神社。

参道には等間隔に灯篭が並び、鳥居の向こうには輝く海が。おごそかでありながらも爽快な空気に、心が洗われます。

日中はもちろん、夕日が海面に反射して参道を照らすその絶景は必見です。

3おなかがすいたら海鮮丼
テイクアウトして海辺で味わうのも◎

真浦港から徒歩すぐのカフェ。席からは一面に海が見渡せます。ランチはもちろん、午後のティータイムや夜ご飯も楽しめ、家島旅行の拠点となりそう。

その日に獲れた新鮮な魚介をふんだんにのせた海鮮丼（1280円）はテイクアウト可能。海辺に座りながら、のんびり味わってみても。

DATA

住所／姫路市家島町真浦522-43 2F　12：00～16：00（ランチLO 14：30、スイーツLO 15：30）・18：00～22：00（夜は完全予約制）　定休日／金曜日　TEL／090-3892-6262
HP／https://ieshimacon.com/cafe

4ゆっくり時間をかけたい
漁師の島の素朴な街歩き

家島の網手港から船で10分の坊勢島で、午後の気ままな散策もおすすめ。

1午前中に訪れる書写山は
凛とした空気が印象的

朝からロープウェーで書写山へ。

午前中まだ早い時間の山上はひときわ空気が澄み、すがすがしさたっぷり。特に「大講堂」「食堂」「常行堂」の三つの建物に囲まれた一角は、数々の映画やドラマの撮影地としても知られ、思わず背筋がシャンと伸びるような凛とした空気が漂います。

2静寂に包まれながら
心身ともにリフレッシュ

日常の喧騒を忘れられるような山上で、身も心もリセットできる体験を。

自らの心を見つめる「月例座禅会」は毎月第3土曜日11時から（予約不要・無料）。身を正し、供養や所願成就を祈りながら「観音経」の一部を書き写す写経体験（300円～）もあり、みな真剣な表情で向き合います。

DATA

TEL／079-266-3327　住所／姫路市書写2968　入山時、志納金として中学生以上 500円、小学生 300円が必要
HP／www.shosha.or.jp

［ 書写山ロープウェイ ］
TEL／079-266-2006　運航時間／8：30〜17：00（15分毎・季節延長あり）※冬期は整備運休期間あり　運賃／大人 600円（往復1,000円）、小人 300円（往復500円）

3時間を忘れて
名画の世界へ没入

身も心もリフレッシュした後は、感性をみがくスポットへ。姫路市立美術館は、貴重なフランス近代絵画などを集めた常設展示ほか、趣向をこらした企画展など見ごたえたっぷり。

モネ、ユトリロ、マティスら、時代をリードした画家たちの不朽の名作を鑑賞し、心の栄養補給を。

DATA

住所／姫路市本町68-25　開館時間／10：00～17：00（入館は16：30まで）　定休日／月曜休館（祝・休日の場合は翌日）　TEL／079-222-2288　常設展／一般 210円、大学・高校生 150円、中学・小学生 100円
HP／www.city.himeji.lg.jp/art/

4ジャズが流れる
レトロモダンな夜喫茶

1日の終わりを締めくくるにふさわしい夜喫茶のひとつ。

青の壁面で統一されたレトロモダンな店内はジャズが流れ、市民や旅行者のくつろぎスポット。目にも鮮やかなクリームソーダ（671円）やイタリアンプリン（495円）ほか、本格的なスパイスカレー（880円～）など、豊富なメニューもうれしい。

DATA

住所／姫路市南町9 カミハタビル 2F　営業時間／11：00～21：00（LO 20：00）　不定休　TEL／070-8355-7342
HP／公式 Instagram