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世界に認められた姫路のシンボル
姫路城
真っ白なシラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城。
白漆喰で塗られた鮮やかな城壁、大天守と渡櫓で結ばれた3つの小天守、さらに門や堀など、数々の建築が改修を経て、当時の姿のままに現存しています。築城400年を超える名城は、日本初の世界文化遺産にも登録された、姫路市が誇る街のシンボルです。
長い年月をかけ、歴代の城主によって築かれた城内は見どころもたくさん。敵を寄せ付けない工夫で迷路のようになった道を歩いて、大天守の中へ。昔のように薄暗い室内を、窓明かりを頼りに進み、急な階段を上れば最上階に到着。展望台となっている大天守の窓から姫路の街を一望し、城主の気分にひたれそうです。
また、城内で貸し出しているオーディオガイドにも注目。姫路城にゆかりのある俳優・松平健さんほか、人気声優の鳥海浩輔さんと小野友樹さんがナビゲーターを担当。姫路城の歴史や城郭の仕組みを、軽快なトークやラジオドラマ形式で案内してくれます。DATA
TEL/079-285-1146〈姫路城管理事務所〉 住所/姫路市本町68 営業時間/9:00~17:00(閉門は16:00)、夏季変更あり 休城日/ 12/29・30 入城料/大人 1,000円、高校・中学・小学生 300円/姫路城プレミアムオーディオガイド 600円
HP/www.city.himeji.lg.jp/castle/※照明入替工事のため、令和5年3月24日まで姫路城のライトアップを休止しています。
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千余年の時を静かに刻む巡礼者の聖地
書写山
966年、性空上人によって開山され、西国三十三霊場の第二十七番札所、また “西の比叡山”として知られる書寫山圓教寺。標高371mの書写山山上は、古くから多くの巡礼者の信仰が息づき、神秘的な空気に包まれています。
ロープウェイ山上駅から展望デッキで播磨平野を一望したあとは、徒歩かマイクロバスで岩山の中腹に建つ摩尼殿へ向かいます。
京都・清水寺と同じ懸(かけ)造りの建物は、周囲の自然と一体になった姿が迫力満点。さらに奥へ進むと静謐な空気が漂う3つのお堂があり、かつて修行僧の寝食に使われていた食堂(じきどう)では写経体験もできます(随時受付/300円〜1,000円)。
「ラストサムライ」など数多くの映画やドラマのロケ地としても有名で、多くの観光客が訪れます。
DATA
TEL/079-266-3327 住所/姫路市書写2968 入山時、志納金として中学生以上 500円、小学生 300円が必要
HP/www.shosha.or.jp[ 書写山ロープウェイ ]
TEL/079-266-2006 運航時間/8:30〜17:00(15分毎・季節延長あり)※冬期は整備運休期間あり 運賃/大人 600円(往復1,000円)、小人 300円(往復500円)himeji_kan
シンボル的な建物「摩尼殿」から。静謐な空気が伝わってくるような陰影ある1枚
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