学校だより第12号

9月18日（月曜日）は敬老の日でしたね。野里校区では17日（日曜日）に自治会や子どもたちがが中心になって、地域のお年寄りの方に感謝の気持ちを込めて、自治会の皆さんがご用意して下さったお赤飯と4年生の子どもたちが公民館の絵手紙講師の先生に教えていただいて描いた絵手紙を手渡しています。

朝早くから、子どもたちと一緒に保護者の方や地域の方がご協力いただきました。本当にありがとうございました。子どもたちの数よりもたくさんいらっしゃる敬老の方々。たくさんのご訪問は大変だったことと思います。しかし手渡した時の喜ばれるお顔やありがとうの言葉で、みんな笑顔の花が咲きました。

蒸し暑い中でしたが、本当にありがとうございました。子供たちにはお年寄りの方を敬う心をずっと持ち続けてほしいですね。そして皆さんいつまでもお元気でお過ごしください。

先日今年度の音楽的行事について、大まかなことをお知らせいたしました。もう少し詳しくお話ししたいと思います。今年は体育館の工事があり、3月上旬に晴れて完成ということになります。そこから音楽会となると、練習期間も短く、卒業式の練習も近づいてくることから、なかなか難しいということです。そこで場所をパルナソスに変えて実施することに昨年決めました。幸いなことにパルナソスホールの学校使用は無料で貸していただけること、ホールが素晴らしく、残響音がヨーロッパ並みで、一度は正式なホールを体験させてやりたい、ということでいろいろと考えなければならないことはありますが、教職員でそう話し合いました。

1. 練習する場所が例年ならば1か月前くらいに音楽室から楽器を体育館に移動して、そこで本番と同じように練習をして心の準備もできます。特に低学年は自分の立ち位置、移動の仕方、楽器の奏法などを何度も何度も練習します。しかし今年はそれができないので、表現を中心とした合唱や朗読などの発表の音楽会にしようと話し合いました。朗読や合唱は教室でも練習が十分にできます。
2. 5、6年は12月に姫路市小学校演奏会に出演する年です。アクリエの大ホールで代表として演奏します。音楽の分野には器楽、歌唱、鑑賞そして音楽づくりすなわちリズム学習という分野があります。その中のリズム学習、言い換えればボディパーカッション（体を使ってリズムを打つこと）を中心に合奏をしようと話し合いました。もちろんメロディ楽器がないと何の曲をしているかわかりませんので、何かしらのメロディ楽器は使用します。みんなの心を一つにして体全体でリズムを奏でる、そこを主役にしようと考えました。そんな楽譜もたくさんあります。学校の音楽会で披露したものをアクリエでの姫路市小学校演奏会でも演奏します。

3. パルナソスへの行き方は、まず当日はいつも通り学校に来ていただいて、学年ごとにバスのピストン輸送で順番にパルナソスに到着します。そしてリハーサルをします。そしてお弁当を食べて午後に本番にします。お弁当は雨の場合は姫路高等学校の多目的室（250人収容可）をお借りしています。そして保護者の皆さんは午後に来ていただきます。駐車場は生涯大学の安室東小の前の駐車場にお車を止めていただきます。そして帰りは1年生から順番に会場を出させます。保護者の方と一緒に帰宅していただければと思います。どうしても音楽会にお越しになれない方はまたお申し出いただければ、子どもは学校まで一緒に戻ります。

以上のように企画して進めております。何とかご理解いただければ嬉しく存じます。何事も初めてのことには不安はつきものですが、子どもたちのために最善を尽くします。

先週末6年生の児童から相談がありました。最後の音楽会なので、どうしても楽器を使いたいと。

子どもたちの気持ちを考えるとその通りだなと思いました。木琴や鉄琴、大太鼓小太鼓など大きな楽器は運ばない予定でしたが、PTAから楽器の運搬についてトラック等の費用のご協力をいただけるということをお聞きし、ある程度の楽器を運ぶことにしました。ただ毎年のことですが全員がやりたい楽器ができるということは難しいです。希望が重なった場合は簡単なオーディションをして決めていきます。希望と違う楽器になった場合でも、またパーカッションになった場合でも一人一人が主役であることには間違いありません。一人一人が大切な役割を担って、合奏や合唱が出来上がります。どうかご理解いただいて、ご家庭でも励ましていただけますと大変ありがたく存じます。

また6年生以外の学年は、来年また体育館での通常開催ができるようになりますと、楽器も使う合奏を進めてまいります。どうかよろしくお願い申し上げます。

子どもたち、保護者の皆さん、教職員、心を合わせて今年度の音楽会を成功に導けるよう、お願いいたします。例年とはまた一味違う音楽会になることを楽しんでいただけたら、うれしく存じます。

またご意見等ございましたら、学校に聞かせていただけますよう、よろしくお願いいたします。