学校だより第17号

いよいよ12月に入ります

街中がイルミネーションで輝き始め、ポインセチアチアの赤い色が花屋さんの店先を彩る季節になってまいりました。いよいよ12月。今年もあと1か月ということになりました。

気温が一気に下がり、寒さも一段と厳しくなってまいりました。学校は明後日がマラソン大会です。今年は運動場が狭くて、なかなか十分な練習ができなかった面があるのですが、子どもたちは先日シロトピア公園に試走に言って、大会に向けて張り切っております。マラソンは自分との戦いです。あと1歩あと1歩と自分を励まし、ゴールめざして頑張ってほしいと願っています。どうぞ保護者の皆さんも沿道からの応援をよろしくお願いいたします。例年PTA役員の皆さんにはお世話になります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。先日マメールでお知らせしましたように、予備日につきましては今のところシロトピア公園の工事の関係で未定でございます。ご迷惑をおかけするのですが、良い天気で実施されることを願って、もし延期になりましたら、追って日にちをお知らせいたします。よろしくお願い申し上げます。

野里街道に町家が多く残されているのは、子どもたちも学習をすすめるうえで実感しているところです。

江戸時代からの町家が200以上も残されています。また野里の町並みも興味深いところです。

町家にお住いの大野町の塩本さんには数年前から野里小学校の児童の総合的な学習や町たんけんでおうちの中を見せていただいたり、町家へのいろいろな熱い思いをお話しいただいたり、たいへんお世話になっております。

先週も2年生の町たんけんで、虫籠窓や格子戸、ウナギの寝床などの話をしてくださったり、町家に対する熱い思いを語ってくださいました。また午後からは5年生の総合的な学習で35人がお家にお邪魔し、座敷から納戸、台所、2階まで公開していただき、工夫して手入れして住まわれている様子や不便だけれど味のある暮らしぶりを余すところなく紹介してくださいました。子どもたちはそれらの魅力をいかに伝え、後世に残していくかをこれから学習していきます。野里を好きでいてほしいと切に願います。

2年生は、町家だけでなく、野里にある施設（歴史博物館や図書館）を回ったり、イトキチさん、瀬澤さん、はしもとさん、リベルタさんなどのお店をお訪ねしたり、あてまげやのこぎり横丁といった野里特有の町並みの様子を教えてもらったりと、魅力をたくさん発見することができました。