卵がびっしり!!
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- ID:22395
皆さん、こんにちは。
10月に入り、少しずつ秋の色が濃くなってきましたね。
先日、私が担当している希少淡水魚コーナーの水槽を観察していたら、
おどろく光景を見ましたので、少しご紹介します。
おどろく光景というのは、コレです!
写っている魚は、ゴクラクハゼという全長10センチメートル前後のハゼの仲間です。
この個体の上、石の下面をよく見てみてください・・・。
!!!
お気づきですか!?
もう少し大きくしてみますね。
お分かりいただけましたか?
石の下の表面に何だかきらきら光っているものがありますよね。
実はこれ、すべてゴクラクハゼの卵、光っているのは赤ちゃんの眼なんです!
しかも、石の表面にびっしり!
手のひらの大きさぐらいの面積はあります。
すごい数の卵です・・・
今までも何回か本種の卵を見てきましたが、こんなにたくさんの卵を見たのは初めてです。
おそらく大きな体のメスが産み付けたのだろうと思います。
写真に写っている個体はオスです。
オスは卵がふ化するまで、石の下の表面に産み付けられた卵に新鮮な水を送って面倒を見ます。
このゴクラクハゼの卵、うまくタイミングがあえば、
新館2階の希少淡水魚コーナーで観察することができます。
(タケダ)