ウミガメリブのギャラリートークを行いました!
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皆さん、こんにちは。
企画展「砂浜の自然を考える」は開催期間半ばを過ぎました。
これまでにたくさんの方に見ていただき、砂浜の自然や海の環境問題に思いを寄せていただいていることと思います。
今回の企画展ではさまざまな展示を行っています。
その中でも特に子供たちに注目されている展示が、絵本「リブと海」です。
リブは、2020年夏に島根県隠岐の海岸で漁網に絡まり瀕死の状態で保護されたメスのアカウミガメです。
リブはその時のケガの影響で右前足を失いながらも懸命なリハビリを経て、2021年夏に無事に隠岐の海にかえっていきました。
この実話が、地元の絵本製作実行委員会の方々の思いによって絵本「リブと海」となったのです。
この物語は、私たちに海ごみが海の野生生物に与える影響について問いかけています。
2月11日には、ウミガメリブ絵本製作実行委員会代表の安部ゆきさんを招いたギャラリートークを行いました。
ギャラリートークでは、隠岐から安部さんをはじめ実行委員会の方々がかけつけ、子供たちや来館者の方に絵本の読み聞かせをしてくださいました。
上の写真は、ギャラリートークにかけつけて下さったウミガメリブ絵本製作実行委員会の皆さんです。
後列左から、田中さん、代表の安部さん、絵を担当された中村さん、前列左から、小野さん、山下さん、です。
当日はテレビ局の撮影取材も2件あり、皆さんたいへんだったと思いますが、リブの物語を多くの人に知ってほしいと語っておられたのが印象的でした。安部さんはじめ絵本製作実行委員会の皆さんに感謝です。
ギャラリートークやテレビの放送を通して、多くの方がリブの物語を知り、海の環境問題について考えていただけたと思います。
私もリブの物語を読み、海の環境問題について深く考えさせられました。
また、絵本製作実行委員会の方々を見て、私たちが海ごみに対して、野生生物に対してできることがたくさんあるんだな、ということを感じました。
企画展「砂浜の自然を考える」は、3月21日まで開催しています。
皆さんのお越しをお待ちしています。
(タケダ)