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あしあと

 

    四郷校区

    • 公開日:2019年5月8日
    • 更新日:2020年7月2日
    • ID:3850

    魅力ある地域づくりのテーマ

    「夢・古代(いにしえ)から未来(あした)へ繋(つな)ぐまち-四郷」

    地域の概要

    四郷町は市川の下流左岸に位置し、中央に八重鉾山から麻生山(小富士山)、仁寿山の丘陵を有している。明治22年の市制・町村制の施行により坂元・山脇・上鈴・中鈴・本郷・見野・明田・東阿保の8大字が合併して四郷村となり、昭和32年に姫路市と合併した。村名の由来は東阿保を除いた各大字の用水源である「四郷井」からとったものである。
    四郷地域には5世紀後半の代表的な円墳である宮山古墳をはじめ、見野や阿保の群集墳など多くの古墳がみられ、古くから開けた土地である。神功皇后の説話も多く、元取山の東は御旗の鈴を建てられたことにより「鈴野」と呼ばれた。
    このように歴史的風土の豊かな地域を象徴するものとして、坂元・山脇地区では、平成17年秋の開館を目指して「埋蔵文化財センター」の建設が進められている。完成後は地域の中核施設としてのみならず、市民共有の歴史遺産である埋蔵文化財に関するさまざまな情報を集めた拠点施設として、研究成果の情報発信、体験学習等を通じて市民の郷土への愛着と誇りを育む大きな役割を果たすものとして期待されている。
    また、当地域は旧来の村落地区に加えてアクティタウンを始めとする新興住宅地も増えつつあり、住民も多様化している。このような状況の中、当地域は自治会活動を始めとするコミュニティ活動が活発であり、学校園と地域団体が一体となってさまざまな活動を展開している。

    今後活かすべき地域資源、地域のキャッチフレーズ

    キャッチフレーズを「夢・古代(いにしえ)から未来(あした)へ繋(つな)ぐまち-四郷」とし、地域に残る古代から中世・近世に至るまでのさまざまな文化財・遺物を最大限に活用する。

    まちづくりの将来像

    当地域には他地域ではなかなか見ることのできない資源がある。ひとつは過去の資源である宮山古墳群を始めとする遺跡群であり、ひとつはこれからの資源、すなわち現在建設中の埋蔵文化財センターである。
    この過去と未来を繋ぐ資源、それが現在の当地域の住民であると考える。まちづくりの将来像を考えるにあたっては、この地域住民という資源の活用を抜きにすることはできない。公民館活動などの生涯学習活動、学校教育を通じて地域住民にもっと「自分が住んでいるまち」のことを知ってもらうことが何より大切であると考える。
    地域住民という無限の可能性を持った資源を育成し、住民が「自分が住んでいるまち」を誇りとともに語ることのできるまちづくりを進めていく。