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姫路市立青山小学校

AOYAMA ELEMENTARY SCHOOL

〒671-2221 姫路市青山北三丁目42番1号 地図

電話番号:079-267-0082

令和5年度11月 学校の様子

  • 公開日:2023年12月7日
  • 更新日:2023年12月7日
  • ID:11320

令和5年10月に行われた校外学習・修学旅行など ~体験など非日常がもつ意味~

10月はさまざまな学年で体験的な学習が展開されました。そこで、教室での先生との学習を「日常」と規定すれば、左記の学習は「非日常」となります。これらの非日常が持つ意味を考えてみました。

先ずは、日常との比較です。(1)通常の学校では学ぶことができない教材と出会うことができます。(2)専門家として外部の方が先生となる場合が多いです。(3)グループ活動が多く仕組まれ、仲間との絆が試されます。(4)新たな環境で学ぶため新鮮な気持ちになります。(5)日常の学びを現地で深めたり、非日常の体験を日常に持ち込み学びを追究したりできます。(6)非日常と日常の往還が期待できます。(7)新たな発見があり、興味関心が広がります。(8)多くの行事がお弁当で皆がとても楽しみにしています。…まだまだありそうです。

では、非日常が持つ意味を考えてみます。確実に言えることは、日常との関連があれば最高ということです。どの体験も日常の学びを大切にしていないと非日常の体験と結びつきません。もちろん、非日常の体験から日常の学びに入ることもできます。つまり、「学び」を中心として、日常と関連させてこそ非日常の体験が意味を持つこととなります。また、(8)のお弁当の持つ意味は、ご家庭からのメッセージがダイレクトに届く機会となります。学校給食は栄養価等が計算され、普段ご家族で食べることの少ないメニューも提供され安全で最高に美味しいものと自負しております。一方、お弁当には手紙などのメッセージやキャラクターで彩るなど、子供がふたを開けた瞬間に感動を覚える機会となり得ます。作ってくれたご家庭への感謝の念も生まれます。

非日常的な体験は、数少ない非日常だからこそ楽しいのでしょう。さまざまな体験的な学習にご協力をいただいております保護者の皆さんや地域の方々に心より感謝申し上げます。11月18日は、4年ぶりに無制限で開催できる音楽会です。子供たちが頑張って練習を積み重ねています。皆さんもぜひ非日常をお楽しみください。

日常をつくるための「教師の日常(一部)」を紹介します ~6年 理科「大地のつくり」~

6年生理科「大地のつくり」の学習は、時間的・空間的な見方を働かせて事物をながめていくことが求められます。「大地のつくり」と一言で言われても、どれくらいの年月がかかってどれくらいの規模で大地が形づくられたかを想像することはわれわれ大人であっても難しいです。長い年月をかけて水の流れによって粘土・砂・れきが堆積したり、火山の噴火によっても火山灰が堆積したりして地層が形成されること、さらには、土地の沈降・隆起などを想像しながら、大地のつくりを子供たちが類推していくわけです。この学習の一部を子供たちにとって身近なモデル実験により、より理解できるようにしたいといった教師の願いから授業準備を行います。

教科書では、「地層には、火山の噴火で、火口からふき出た火山灰などが降り積もってできたものもあります。」と記述され、火口で見られる地層(熊本県阿蘇山)の写真が掲載されているだけですが、本校の6年生児童は、火山灰を観察した後、教師の授業準備により噴火のモデル実験を行うことができました。

令和5年度 音楽会 11月18日(土曜日)

4年ぶりに制限無しの音楽会を開催することができます。子供たちは自分に任されたパートを懸命に練習し、11月18日に本番を迎えます。一人一人の練習成果が合わさり、心を一つに素敵なハーモニーを奏でることでしょう。 

我々人間は音楽を楽しみます。歌うことや楽器を演奏すること、音楽を聴くことは、人にとって大切な時間です。人は楽しむために曲を作り、歌声だけではなく楽器を使って音楽を奏でます。音楽は、悲しみを癒やしたり勇気づけたりと人の心を豊かにしてくれます。では、人はいつから音楽を楽しんでいたのでしょう?結論は分かりません。けれども、少なくとも、今から4万年前には音楽を楽しんでいたようです。その証拠に、ドイツの遺跡で、鳥の骨に穴を開けた「縦笛」と、マンモスの牙で作った「笛」の化石が見つかっています。それ以前は、石や植物で楽器を作っていたかも知れませんが、証拠が残っていないので分かりません。

11月18日、子供たちが演奏する歌や合奏も一瞬で消え去ります。ビデオやスマホで残っても、それは、機械としての音です。機械の音も素敵なのですが、子供たちの生の歌声や演奏は、明日、この音楽ホールでしか聞くことはできません。皆さんに素敵な音楽を届けるために、子供たちは心を込めて歌い、演奏するはずです。 

そこで、音楽ホールに来て下さる皆さんにお願いでございます。子供たちの演奏や歌声を温かい心で受け止めていただき、演奏終了時には、全力を尽くした子供たちを大いに称賛していただければ幸いです。 

明日は子供たちが創り上げた美しい音色や歌声をじっくりとお楽しみください。

令和5年度 音楽会本番 

子供たちは2学期に入ってから少しずつ練習をはじめ、完成に向けて歩みを進めてきました。音楽ホールから聞こえてくる歌声や演奏が日を追うごとに洗練され、本日、スローガンにありますように、心を一つに最高の歌声と演奏をお届けできました。

子供たちは自分に任されたパートに取り組み、本日を迎えました。楽器の指遣いや息継ぎ、強弱など、難しいところもありましたが、自分の責任を果たそうと懸命に練習を重ねてきました。つくづく青山小学校・青山幼稚園の子供たちは粘り強くて、がんがり屋さんだと感心します。

本日の音楽会は、舞台で演奏する子供たちの思いとそれを聞いてくださる客席の皆さんの気持ちが1つになった心に残る音楽会となりました。

「心のこもった温かい拍手」と「素敵な鑑賞マナー」に心より感謝申し上げます。

ご家庭におかれましても、子供たちの成長を認め、具体的に褒めて頂ければ幸いです。

情熱

【6年生 合奏 情熱大陸】

1年

【1年生 合奏 となりのトトロ】