学校だより『蔭山の里（かげやまのさと）』令和5年（2023年）4月18日　No.2

～入学式・進級式の式辞より～

4月7日に1学期の始業式、1年生の入学式、7年生の進級式を行い、1年生から9年生まですべての学年がそろって豊富小中学校の令和5年度が始まりました。そこから早くも10日経ちましたが、教室や校庭からは子どもたちの元気な声が聞こえてきます。教育委員会に勤務して、学校現場からしばらく離れていた私にとっては本当に毎日が新鮮で、子どもたちの元気な声と笑顔に癒され、元気をもらう毎日となっています。

さて、今週から校長室前の掲示板に右のような掲示物を貼っています。「3つのあ」は入学式でお祝いの言葉として1年生の皆さんに、「輝く人」は進級式で式辞として7年生の皆さんに、私からそれぞれに伝えた言葉です。「3つのあ」については始業式でも少し触れましたので、7年生以外の児童生徒の皆さんの中には覚えている人もいると思います。以下にこの2つの言葉に関する入学式、進級式での式辞の一部を引用しておきます。

入学式「お祝いの言葉」より

「～～皆さんは、今日からこの豊富小中学校の一年生です。毎日、元気に、ニコニコ笑顔で楽しくお勉強や運動をしてほしいと思います。そのために一年生の皆さんに大切にしてもらいたい「3つの　『あ』」のお話をします。　

• 一つ目の「あ」は「あいさつ」です。あさ、自分から「おはようございます」とあいさつができる子になってください。
• 二つ目の「あ」は「ありがとう」です。人に「ありがとう」と言える子は自分にも「ありがとう」と言ってもらえます。
• 三つ目は「あとしまつ」です。あとしまつは、自分のことは自分でできるようになることです。

「あいさつ、ありがとう、あとしまつ」この三つがきちんとできたら、きっとすばらしい一年生になれると思います。元気にニコニコ笑顔で学校に来るための「3つの　『あ』」をぜひ、がんばってくださいね。～」

進級式「式辞」より

「～～私は、教員になってたくさんの中学生と出会う中で、次のような人が「輝く人」だと考えるようになりました。

• 一つ目は、自分の目標に向かって一生懸命努力を続けることができる人です。自分に負けず、がむしゃらに努力する姿は光り輝いています。
• 二つ目はあいさつや掃除など基本的なことをバカにせず、まじめに黙々とすることができる人です。あたりまえのことをあたりまえにできる姿は光り輝いています。
• 三つ目は自分のこと以上に相手のことを大切に考え、思いやりの心をもって優しく接することができる人です。つらい思いをしている人にそっと寄り添い、優しい声をかけている姿は光り輝いています。

私が考える「輝く人」は決して特別な人のことではありません。ここにいる皆さんのだれもが「輝く人」になることができます。～」

「3つのあ」を大切にし、「輝く人」をめざそう！！応援しています！！