学校だより『蔭山の里（かげやまのさと）』令和5年（2023年）4月7日　No.1

桜の花が咲き誇る春爛漫の季節、義務教育学校　蔭山の里学院　姫路市立豊富小中学校は開校から4年目となる新しい年度を迎えました。私はこの度、校長を拝命した畑本秀樹（はたもとひでき）と申します。子どもたちと夢の実現と笑顔のために精一杯努力する所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本校では、令和2年の開校以来、『変動する社会の中で自己を実現できる人材の育成』をめざし、未来を切り拓く資質能力としての「課題対応能力」を育成するべくさまざまな活動を通して取り組んできました。開校当時の後期課程7年生が今春卒業し、学校としては一つの節目を迎えたと考えています。これを機に、これまでの取り組みを振り返り、改善すべき部分とさらに充実させるべき部分を見極めつつ、1年生から9年生までの子どもたちの学びと育ちを繋いでいく特色ある教育活動を本年度も継続して推進していきます。冒頭の「ほんものはつづく　　つづければほんものになる」は兵庫県が生んだ教育者東井義雄先生の言葉です。この言葉の通り、地道にコツコツと日々の教育活動を「つづける」ことで、「ほんもの」をめざしていきたいと思います。本年度も保護者・地域の皆さんのご支援とご協力をよろしくお願いします。

児童生徒の皆さん、入学、進級おめでとうございます。いよいよ新学期が始まります。新しい学校、新しい学年、新しい学級、新しい先生、そして新しい友達。たくさんの新しい出会いがあります。ワクワクする気持ちとちょっぴりの不安が入り混じっているかもしれませんね。でも、大丈夫です！勇気を出して、一歩踏み出すことで、この新しい出会いを素晴らしいものにすることができるはずです。踏み出し方は一人ひとり違うと思いますが、それぞれのペース・方法でよいのです。学校の中のいろんな場面で、皆さんの笑顔に出会えることを楽しみにしています。ともにがんばりましょう！！