近年、全国各地で大規模な水害(洪水)が発生しており、姫路市においても過去に災害救助法が適用されるような大規模な水害が発生しています。全国各地で発生している水害は、姫路市においても発生する可能性がある災害であることを皆さまに認識していただき、水害から身を守るために知っていただきたい情報についてまとめました。
添付ファイル
自治会で回覧した分です
大雨等により河川の水位が上昇することを「河川洪水」といいます。更に水位が上昇し、堤防から水があふれたり、堤防が決壊して起こる現象を「河川(外水)氾濫」といいます。
大量の水が速い速度で一気に市街地へ流れ込み、河川の近くでは、わずかな時間で住宅等の浸水や倒壊、人的被害が起こるという特徴があります。一度発生すると広域に被害がおよび、数週間にわたって水が引かないこともあります。
最悪の場合、住宅が水没してしまいます。
河川があふれる前に避難しましょう!
川ごとのハザードマップはインターネットでも確認できます。
揖保川・市川・夢前川・大津茂川・天川・西浜川・船場川・八家川
市街地などに短時間で局地的な大雨が降ると、河川や水路の排水が追いつかず雨水があふれて建物や土地、道路などが水浸しになることを「内水氾濫」といいます。近年、日本では短時間強雨(1時間降水量50mm以上)の発生が増加傾向にあるため、「内水氾濫」が発生する危険性が高くなっています。
道路冠水や住宅への浸水が発生している時に避難所へ行くのは危険が伴います。その時は、無理に移動などせずに自宅の2階などの高い所へ避難しましょう。
水害や土砂災害の危険性が高まったとき、姫路市から次のような情報を発令します。
避難指示等が発令された時、避難所へ行くことだけが避難ではありません。激しい風雨の中や日没後に避難所へ避難することは危険が伴います。そのため、事前に、わが家にはどのような危険があるのかをハザードマップ等で調べておきましょう。万が一、災害などの危険が迫った時に備えて、自分や家族はどのような避難行動をとればよいのか、また、屋外へ避難をすべきか、屋内で安全を確保すればよいのかなどを確認しておきましょう。
風水害時の適切な避難行動について
姫路市では、携帯電話での情報提供サービスとしてひめじ防災ネットを導入しております。
ひめじ防災ネットについて詳しくは、次のページをご覧ください。
ひめじ防災ネット
スマートフォン向け防災アプリとして「全国避難所ガイド」を活用しましょう。
iOS用
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避難所へ避難するときは、最低限必要なものをもって避難しましょう。大規模な災害になれば、避難所へ支援物資が届くのに数日かかる場合もありますので、水や非常食などは事前に準備しておきましょう。
避難所は姫路市から「高齢者等避難」を発令したときに開設します。しかし、それ以前であっても自主的な避難を希望される方のために、次の1から4をすべてを満たす場合に自主避難所を開設します。なお、自主避難所は各小学校区につき1箇所で、原則、各小学校とします。ただし、谷外校区は城山中学校、四郷校区は四郷中学校、別所校区は東中学校とします。
ただし、上記に満たない場合であっても、風雨等の状況から開設が適当とする場合においては自主避難所を開設します。また、開設の状況によっては小学校以外になることがあります。
住宅等への浸水を防ぐ手段として「土のう」等を設置することは有効です。梅雨や大風接近時などは大雨による浸水があらかじめ予想されるため、雨が降る前から事前に準備をしておきましょう。
土のうは、ホームセンター等で購入可能です。消防署等が保有している土のうは、河川等の決壊などの大規模な被害の発生を防ぐために保有しているもので、個人宅への配布などには対応しておりません。
姫路市災害対策本部 電話:079-221-2200(災害時専用)
姫路市危機管理室 電話:079-223-9593(平時)
姫路市役所政策局危機管理室
住所: 〒670-0940 姫路市三左衛門堀西の町3番地 防災センター5階
電話番号: 079-223-9594 ファクス番号: 079-223-9541
電話番号のかけ間違いにご注意ください!