家具の転倒防止対策

壁に柱が直接出ていない場合は、壁の表面をたたいて位置を確認し、壁の中の間柱や胴縁に固定する。
家具の種類別に固定方法をそれぞれ図で掲載していますので、参考にしてください。

タンスなどの背の高い家具で、2段重ねの家具は、上下を平型金具でとめてください。

付鴨居は柱にしっかり固定されていないので、平型金具やL字金具で柱に固定してください。

タンスは、骨組みの丈夫な心にL字金具等でとめてください。

家具の上部で針金で固定する方法。
壁から反対寄りにヒートンを直角にねじ込み、ヒートンと梁等の丈夫な箇所を針金2本で固定する。
針金と家具上部の角度は30度以下としてください。

鴨居に布製ベルトでとめる

食器の止め方として、家具上部を針金や突っ張り棒で固定する。
ガラス飛散防止用のフィルムを張る。
やわらかい敷物を敷いて、中の者が滑り出さないようにする。
木やアルミの棒で「さん」をつけて、中のものが倒れないようにする。

• 家具の下を少し前に出し、背面の壁にもたれかけさせる。
• 硬い床の上に置き、畳やじゅうたんの上に置かざるを得ないときは、下にベニヤ板を敷く。
• 下には重いもの、上に軽いものを収納し、ガラスケース、鏡、アイロン、テレビ、ラジカセなどを置かない。
• 窓ガラスを背に置かない。