糖尿病性腎臓病(DKD)の重症化リスクの高い者に対し、医療機関と連携し、腎不全からの人工透析の移行を防止するため、かかりつけ医におけるDKD管理を支援する。
姫路市は透析導入原因疾患 1位である糖尿病の有所見率が兵庫県内 50 地域中、男女ともにワースト 1 である。
また、 重症糖尿病患者の8割は通院治療中であり、市内さまざまな医療機関を受診している。
しかしながら、姫路市においては腎専門医が少ないため腎機能管理のため適切な連携が行われていない可能性がある。 そのため平成30年度から有識者による協議会を開催し、本市における透析予防対策を協議している。
メンバー:糖尿病専門医、腎専門医、医師会医師、学識経験者等
システムの流れ
姫路市独自の糖尿病性腎臓病(DKD)管理の紹介の目安となる基準を設定。
連携登録医(かかりつけ医)は、紹介基準に該当する等、腎機能の管理で助言を必要とする場合、当該患者を紹介先医療機関へ紹介する。
紹介先医療機関は、腎機能等を確認・評価し、今後の治療方針等を連携登録医に助言し、連携登録医でのフォローに資する。また、再紹介が望ましい時期についても提示する。
連携登録医の登録について
栄養食事指導事業を利用するには、連携登録医または紹介先医療機関の登録が必要です。
連携登録医、紹介先医療機関、DKD教育入院医療機関に登録をご希望の場合は、登録用紙を姫路市医師会庶務課宛にご提出ください。
添付ファイル
連携登録医(かかりつけ医)から紹介先医療機関への紹介状様式及び、紹介先医療機関から連携登録医へ紹介結果返送の際に使用する再紹介チェックシートを作成しています。
今後、この様式を使用しての連携をお願いします。
目的:糖尿病性腎臓病(DKD)または、その疑いがある患者で、管理栄養士による栄養食事指導を受ける機会がない者に対し、管理栄養士の栄養食事指導を実施することで、糖尿病の重症化を予防するもの。
事業内容:対象者の希望する場所(利用者自宅、医療機関等)へ管理栄養士を派遣し、栄養食事指導を実施。
対象者:DKDまたは、その疑いがある患者で、管理栄養士による栄養食事指導が必要にも関わらず、連携登録医で栄養食事指導を受ける機会がない者。
利用回数:最大3回まで(基本的には2回目は初回の6か月後、3回目は必要時)
派遣栄養士:(公社)兵庫県栄養士会の会員で、在宅栄養ケアに関する知識や技術を習得している管理栄養士。
栄養食事指導事業を利用するには、連携登録医または紹介先医療機関の登録が必要です。
添付ファイル
姫路市保健所健康課 健康増進担当
電話:079-289-1697
姫路市役所健康福祉局保健所保健所健康課
住所: 〒670-8530 姫路市坂田町3番地
電話番号: 079-289-1641 ファクス番号: 079-289-0210
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