現在ひめすいでは、ウミウシの仲間たちを展示しています。
↑アオウミウシ
↑シロウミウシ
↑キイロウミウシ
↑ミヤコウミウシ
水族館でウミウシを展示するときに大変なことは
『エサの確保』だと言われています。
その理由として・・・
(1)ウミウシは種類によって食べるものが限定されている
(2)鮮度の良いモノしか食べない
(3)そのエサ自体を状態よく管理するのが難しい
という3つがあります(*_*;
エサは飼育員が海で採集してきたものを与えているのですが、
いずれウミウシに食べつくされて無くなってしまうので何度も採集に行く必要があります。
ちなみに、上で紹介した4種類はカイメンを食べてくらすウミウシです。
↑アオウミウシがよく食べるカイメン
このカイメンを目の前に置いてみると・・・
「待ってました!!」と言わんばかりにかぶりつきます( ゜Д゜)!!
何度もエサを採集しに行くのは大変ですが・・・
この瞬間を見るとエサ探しの努力が報われたような気分がして嬉しいですね。
ウミウシ飼育で一番嬉しい瞬間かもしれません(*^^*)
今後は水族館でエサを状態よく管理し続けて、
採集に行く回数を減らせればいいなと考えています(^◇^)
(カノ)