ネットトラブル対策教室

11月21日に、姫路市教育委員会の先生に来ていただき、6年生がネットトラブルについて話を聞く機会を設けました。児童のスマホ携帯率は年々高くなっており、持つようになった年齢も年々低くなっているのが現状です。子ども達の家庭生活を見てみると、LINEやSNSなしでは成立しないと考えている児童が多く見られます。それがもとで、友達関係がぎくしゃくしたり友達のことを誤解したりするケ－スが散在しており、嫌な思いをする子や辛い思いをする子が増えています。またそこから、大きなトラブルに発展することもあります。

教育委員会の先生からは、1つボタンを押してしまうと人生終わりになってしまうことがあるので、スマホやパソコンを使う時は、ボタンを押す前に一旦考えてから行動するようにしようと提案がありました。人生終わりになってしまうと言われても、なかなかピンときていない子ども達でしたが、一度自分が書き込んだものは消すことができないので、将来大人になったときに不利になるケ－スがたくさんあることを保護者の皆さんにはぜひ分かっておいていただきたいです。

自動車を運転するには免許証がいりますが、スマホやパソコンを使うにはいりません。しかし、だからこそモラルや危機回避能力を身に付けることが必要です。お子さんにその能力が身についているかどうかは保護者の皆さんの判断が大切になってきます。ついていなければ、使用について考え直したり、力をつけさせる手立てを講じなくてはいけません。保護者に課せられている責務は重たいです。