令和5年8月8日(火曜日)
担当課 姫路市産業振興課
担当者 藤尾・井澤
電話番号 079-221-2506
本市では、新産業の創出を図るとともに、中小企業者の産業競争力を高めるため、半導体、水素、電池関連製品等の実用化に向けた調査、研究、開発又は実証の取組に対して助成を行う「姫路市新産業創出支援補助金」の公募を行いました。このたび、以下の通り採択事業者を決定しましたのでお知らせします。
事業者名 | 申請枠/年数 | 事業名称 | 事業の概要 | 補助金額 |
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ケニックス 株式会社 | コンソーシアム枠/2か年度事業の1年目 | 低消費電力社会の実現を目指した大容量・高速動作性に優れた電圧駆動型MRAM(磁気ランダムアクセスメモリ)の開発 | コンピューターやIT機器の低消費電力化は、豊かな社会実現と地球環境を維持するための重要課題である。 本事業は、ケニックスの圧力勾配スパッタ技術を活用し、低消費電力駆動・大容量・高速性に優れる次世代メモリ「電圧駆動型MRAM」を開発するもの。技術的優位性を実証確認することで、スピンエレクトロニクス業界への技術と装置の普及を目指す。 | 600万円 |
アユミ工業 株式会社 | 単独枠 | 半導体製造装置の高度化に向けた高精度アライメント機構の実証 | 高速大容量通信を目指し、ウエハレベルの3次元実装の開発が加速化している。 このニーズに応えるため、半導体・電子部品製造装置メーカーとして培ってきた基礎技術を応用し、開発した超微細化・高密度化する半導体3次元実装に適合する真空中超高精度ウエハアライメント接合装置を活用し、世界初の真空中ウエハアライメント精度±0.5μmを実証する。 | 150万円 |
株式会社 ユメックス | コンソーシアム枠/2か年度事業の1年目 | 新規に開発した固体高分子形燃料電池用セパレーターの実装と触媒の開発 | カーボンニュートラルを目指した水素社会実現のため、種々の産業界で水素活用が模索される中、水素を利用した燃料電池や水素発電等によるエネルギーシステムの構築は喫緊の課題となっている。 特に、現在高価格な固体高分子形燃料電池の低価格化と高耐久化が実現されるとモバイル用途などさまざまな分野で用いられることとなり、地球環境の改善に大きく寄与することから、従前より研究を行ってきた燃料電池の主たる構成要素である金属薄膜セパレーターと酸素還元触媒をさらに改良し、低価格化と高耐久化を実証する。 | 600万円 |
令和5年5月12日(金曜日)から令和5年6月20日(火曜日)まで
下記1に該当し、かつ、2又は3に該当する者
水素、医療、環境又は国が指定した特定重要物資関連(抗菌性物質製剤、肥料、半導体、蓄電池、永久磁石、重要鉱物、工作機械・産業用ロボット、航空機の部品、可燃性天然ガス、船舶の部品)における、製品や技術の実用化に向けた次のいずれかの取組みを対象とします。
補助率は3分の2以内とし、補助限度額は次の通りです。
コンソーシアム枠(2か年度事業)の2年目の補助金は、令和6年度予算の成立を前提とします。また、年度ごとに申請をいただき、助成の可否を決定するため、事業計画の期間を通じて助成を約束するものではありません。
姫路市役所観光経済局商工労働部産業振興課
住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 本庁舎9階
電話番号: 079-221-2506 ファクス番号: 079-221-2508
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