都市景観重要建築物等の指定（松田家住宅）

令和6年1月25日（木曜日）

担当課　姫路市まちづくり指導課
担当者　小寺、合田、川﨑
電話番号　079-221-2542

姫路市都市景観条例に基づき、大津区吉美の「松田家住宅」を都市景観重要建築物等に指定しました。

姫路市では、都市景観条例に基づき、次のすべての要件に該当した都市景観形成上重要な価値があると認める建築物若しくは工作物又は樹木若しくは樹林（以下、建築物等という）を、景観・広告物審議会の意見を聞いて指定しています。

1. 建築物に価値を有するもの
2. 周辺地域に良好な景観を与えているもの
3. 市民に親しまれているもの

松田家住宅は45件目の指定となります。

（4件については、滅失等の理由により指定が解除されたため、全41件の指定となっています。）

松田家住宅

大津区吉美

• 主屋　木造つし二階建入母屋本瓦葺
• 新座敷　木造二階建入母屋桟瓦葺
• 離れ　木造平屋入母屋桟瓦葺
• 蔵　木造二階建切妻本瓦葺
• その他付属施設（門、塀を含む）

松田家住宅は、近世は林田藩の飛地であった大津区吉美の大津茂川に面して、明治44年に建築されました。大津茂川の舟運により薪炭問屋を営んでいました。建物の随所に見られる、工夫を凝らしたしつらえは、松田家と地域の繁栄をあらわしています。舟運で栄えた往時の風景を今に残す、貴重な景観要素であるため、都市景観重要建築物等に指定しました。

令和5年11月20日（月曜日）に、姫路市景観・広告物審議会（会長　安枝　英俊　兵庫県立大学教授）において、指定するのが望ましいとの答申をいただきました。

令和6年1月23日

令和6年1月24日

内部非公開