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姫路市立動物園
姫路市立動物園

「ほ乳類」の仲間たち

  • 更新日:
  • ID:7346

園内にはキリン、カバ、クマなど約30種、100点以上のほ乳類が生活しています。

このページでは、これらほ乳類の動物・獣舎について当園の「飼育係の目線」でご紹介しています。

獣舎一覧

猛獣舎

ライオンのオス「カイオ」とメス「マト」、エゾヒグマのメス「マシュウ」を飼育しています。

マトとカイオ

レッサーパンダ舎

レッサーパンダは、中国やネパールなどの高い山に生息し、生息地により2種類に分類されます。

当園で飼育しているのはシセンレッサーパンダです。

非常に数が少なく貴重な動物です。現在、森林伐採などで生息地が減少し、絶滅危惧種に指定されています。

当園に初めてレッサーパンダが来園したのは昭和48年2月のことでした。

現在はメスの「ミホ」1頭のみになりましたが、決まった住居で眠るのが大好きで、当園の人気者となっています。

愛きょうたっぷりだったオスのひなたは令和5年7月13日に死亡しました。

レッサーパンダミホの写真

ミホ

小獣舎

小獣とはその名のとおり、小さなけもののことです。

カラカル、ヤマアラシ、ホンドキツネ、ホンドタヌキ、ニホンアナグマなど小柄でかわいらしい動物たちを飼育しています。

カラカル

ワオキツネザル舎

ワオキツネザルのトレードマークともいえるふさふさした尾は体より長く、50センチメートルから60センチメートル程度にもなります。

漢字で書くと「輪尾狐猿」となります。

ワオキツネザルの写真

ワオキツネザル

サル舎

フサオマキザルを飼育しています。

和名は「房尾巻猿」。その名の通り、房のような盛り上がった毛が頭部に見られるのが特徴です。

日本ではサルの顔や尻が赤いのは当たり前のことと思われていますが、これはニホンザルの特徴です。

雪の中、温泉につかるニホンザルの映像をよくみかけますが、元来サルは熱帯を中心に分布しているため、世界的に見ればこのような光景はめずらしいとのこと。

サル舎外観写真

エリマキキツネザル舎

体色が白と黒の2色からなるキツネザルで、体毛が耳からのどにかけてえりまきのように長いため、エリマキキツネザルとよばれます。

鳴き声も特徴的で、時々園内にけたたましい声が鳴りひびきます。

エリマキキツネザル舎外観写真
エリマキキツネザルの写真

リスザル舎

動物園北入口から入園すると真っ先に出迎えてくれるのがこのボリビアリスザルたちです。

その名のとおり、ボリビアの森林に多く住むほか中米地域や南米アマゾン川上流の森林に生息します。

体重が1キログラム程度の小柄なサルで、黄色がかった毛色が特徴的です。

リスザル舎外観写真
ボリビアリスザル親子の写真

オタリア舎

オタリアという名前は聞き慣れないかもしれませんが、水族館などでおなじみのアシカと同じ仲間です。

当園では「ビッキー」と「くるる」のメス2頭を飼育しています。

「くるる」は「ビッキー」の孫にあたり、令和3年10月23日に釧路市動物園から来園しました。

オタリアの写真

ビッキー

オタリアの写真

くるる

カバ舎

カバの「キボコ(希望子)」は昭和58年11月18日生まれで、昭和62年7月1日に愛知県の豊橋総合動植物公園から当園にやってきました。

性格は臆病でおとなしく、大好きなエサはリンゴです。

カバ舎外観写真

カバ舎

カバのキボコの写真

キボコ

シマウマ舎

当園ではグラントシマウマを飼育しています。

大きな耳、先端がふさ状になったしっぽなど、その姿が野生のロバとよく似ていることから「縞模様のロバ」と称されることも。

横断歩道のことをその模様から「ゼブラゾーン」と呼ぶこともあります。 

シマウマ舎外観写真
グラントシマウマの写真

シカ舎

おなじみのニホンジカですが、日本固有種ではなく、朝鮮半島や中国などでも生息しています。

近年、野生では増加傾向であり、山林、田畑を荒らすこともありますが、当園の鹿の性格は非常に穏やかで、来園者からの人気も集めています。

シカ舎外観写真
ニホンジカの写真

カンガルー舎

アカカンガルーは元来、草原や半砂漠地帯、荒地などに生息しています。

跳躍力が非常にあり、走行スピードもかなりのものです。

一般にオス同士の闘争では、尾でバランスを取り前足でひっかいたり、まれに後足で蹴りを繰り出す姿がボクシングのように見えます。

当園のカンガルーは横になったりして、穏やかに過ごしています。

カンガルー舎外観写真
カンガルーの写真

ラクダ舎

ヒトコブラクダのオス「ロール」は平成21年9月に栃木県の那須どうぶつ王国からやってきました。

人なつっこい性格で、人前で口をぶるぶる鳴らします。

ラクダ舎を訪れた皆さんに喜んで愛きょうをふりまくのでぜひ見にきてください。

ラクダ舎外観写真
ラクダのロールの写真

キリン舎

動物園で一番背の高いアミメキリン。

オスの「コウスケ」の右前足には、なんとハートマークの模様があり、見ることができた人には幸運をもたらすと言われています?!

平成30年3月に姫路セントラルパークからメスの「キキ」がやってきました。

二頭の間に誕生した「ココ」(令和3年5月20日生まれ)は令和5年12月1日に沖縄こどもの国へ移動しました。

キリンの食事中の写真