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世界銀行・防災グローバルフォーラム(UR2024)の概要(開催終了しました)

  • 更新日:
  • ID:27290

令和6年6月16日(日曜日)から6月21日(金曜日)の日程で、世界銀行が主催する国際会議「防災グローバルフォーラム2024(UR2024)」がアクリエひめじをメイン会場に開催されました。

全体会合や分科会など100以上の会議が開かれ、防災に携わる政府・地方自治体関係者、企業・学術関係者、NGOなど、135カ国から約1,700名が、自然災害に伴うリスクや、減災を実装する上での課題などについての議論を交わし、国境を越えて知見や課題が共有されました。

姫路市では、姫路市防災センター内の防災プラザや姫路城でのスタディツアーを実施し、姫路市の防災の取り組みについて説明しました。また、会場のアクリエひめじでは日本文化体験コーナーを設置し、国内外の参加者に着物・茶道・書道・折り紙を体験いただきました。

開会式でのステージの様子

開会式

日本文化体験コーナーの着物ブースの様子

日本文化体験コーナー

防災プラザスタディツアーでの消火体験の様子

防災センタースタディツアーの様子

姫路城スタディツアーでの見学の様子

姫路城スタディツアーの様子

世界銀行(THE WORLD BANK)とは?

世界銀行は国連の専門機関の一つで、発展途上国の政府や民間企業に対して、貧困削減や開発支援を目的とした融資や技術協力などを行っています。

一般的には、1945年に設立された国際復興開発銀行(IBRD)と1960年に設立された国際開発協会(IDA)を合わせて世界銀行と呼びます。そこに国際金融公社(IFC)、多数国間投資保証機関(MIGA)、国際投資紛争解決センター(ICSID)を加えた5つの機関で世界銀行グループを構成しており、本部は米国ワシントンにあります。

日本は1952年に国際復興開発銀行(IBRD)に加盟し、世界銀行からの融資は、名神・阪神高速などの基幹インフラの建設や製鉄業の近代化などに活用されました。

防災グローバルフォーラム(UR)とは?

URとは、「Understanding Risk(リスクを理解する)」の略で、災害リスクやその削減について話し合うフォーラムです。

世界中から数百名の防災に携わる政府関係者、NGO、企業や専門家が集まり、自然災害からのリスクをより理解するための新たな取り組みや防災・減災に取り組む上での最新の課題などについて、さまざまな形での議論が行われます。

防災グローバルフォーラムは2年に一度、世界各地で開催されており、この度の姫路市での開催はアジアで初めての開催となります。

開催実績(2020年はオンライン開催)

  • ワシントン(2010)
  • ケープタウン(2012)
  • ロンドン(2014)
  • ベネチア(2016)
  • メキシコシティ(2018)
  • フロリアノポリス(2022)

今年の防災グローバルフォーラム(UR2024)について

今年の防災グローバルフォーラム(UR2024)は、「伝統」「革新」「強靱性」の3つをテーマとしています。

防災活動の重要性や必要性が見直される現在、来年2025年には阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えることから、開催地として兵庫県が選ばれました。過去の災害からの学びが未来に活かされていくことが期待されています。

姫路市には世界文化遺産である姫路城があり、姫路市ではこうした歴史的価値のある文化財を気候変動や自然災害から守るためにさまざまな取り組みを行っています。今回のフォーラムでは、姫路市の経験や取り組みについて、市民やフォーラム参加者に学んでいただけるプログラムも予定されています。

フォーラムのホームページはこちら

同フォーラムの詳細や参加登録については、下記のホームページよりご確認ください。

UR2024ホームページ別ウィンドウで開く