姫路市の小中一貫教育
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姫路市の進める小中一貫教育とは
本市の定義する小中一貫教育は、次の三要素を満たした教育活動です。
- 小中共通の教育目標(各校の定める学校教育目標ではない)・目指す子供像の設定
- 9年間を見通した一貫した指導
- 小中教職員・保護者・地域住民による協働実践
1に「目指す子供像」3に「保護者・地域住民」を追記(平成31年4月)
取組の概要
姫路市教育振興基本計画に基づいた取組
本市の進める教育活動は、姫路市教育振興基本計画(以下、「教育振興基本計画」という。)に基づいて実施しています。
第1期教育振興基本計画(平成27から31年度)では「組織としての学校力の向上」、第2期教育振興基本計画(令和2から6年度)では、「異校種間連携の強化」の施策として、小中一貫教育を推進しています。
「目指す子供像」の具現化に向けた9年間を貫く特色ある教育課程の作成
学校や地域の実態に応じた「目指す子供像」の具現化に向け、9年間の系統性を確保した教育課程(以下、ブランドカリキュラム)の作成を、各中学校区・義務教育学校区(以下、各ブロック)において令和2年度より進めています。今後、ICTによる学習環境整備が進むことで、一人一人の子供それぞれに合わせた教育が展開されるようになっても、学校が「人が集い、学ぶ場」であることは不変です。ブランドカリキュラムは、各ブロックの9年間を見通した教育目標達成の道筋となるとともに、保護者・地域住民との互恵的な協働を促し、学校がもつ「人が集い、学ぶ場」としての機能を強化する可能性を秘めています。
保護者・地域住民との協働
小中一貫教育の取組の推進には、小中教職員はもちろんのこと、保護者や地域住民との協働実践が欠かせません。ブロックの「目指す子供像」を知っていただくとともに、保護者の立場、地域住民の立場でブロックの取組にご理解・ご協力をお願いしています。
- 保護者の皆さんへ
子供の教育について、学校と家庭が協力して進めていかなければならないことは言うまでもありません。家庭での生活は、学校、地域、社会へとつながっています。家庭では、学校と連携して、子供の成長段階に応じた基本的な生活習慣や学習習慣をしっかりと身につけさせてください。また、ブロックや地域の実態に応じた「目指す子供像」の実現に向け、子供たちに対して家庭でできる声かけをお願いします。 - 学校応援団の地域住民の皆さんへ
地域には、保護者を含めた人材(ひと)、世界文化遺産姫路城をはじめとする史跡や地域特有の環境(もの)、そして祭りなどの伝統行事や伝統文化(こと)が豊富です。成長著しい義務教育期間に、子供たちが地域の中で多様な学びと交流・体験によって豊かな成長がかなえられるよう、ブロックの応援団として参画をお願いします。子供たちは、将来の地域の担い手です。
目標と成果(指標)について
目標をイメージやスローガンで終わらせず、より具体的に設定することによって、教職員、児童生徒、保護者、地域の人々と共有ができ、取組の意図も明確になります。
本市では、小中一貫教育を実りあるものにするために、「9つの目標と18の指標」を定めて今後の検証材料の一つとしています。
資料
姫路市が進める小中一貫教育(リーフレット)
お問い合わせ
姫路市役所 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課
住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地北別館6階別ウィンドウで開く
電話番号: 079-221-2766
ファクス番号: 079-221-2749