令和5年度 学校だより　5月(1)

周りの山々の新緑がまぶしく、藤の花が美しい季節になりました。4月25日（火曜日）～27日（木曜日）の日程で3年生が修学旅行に行きました。欠席なく、全員無事に楽しい思い出をたくさん持ち帰ってきました。5月8日からは新型コロナウイルス感染症の対応が、感染症の予防等に関する法律上、現在の2類から5類感染症に移行します。その関係で学校生活でも変化が生じ、日々の健康チェックが不要になり、濃厚接触者の指定がなくなります。感染した場合も自宅待機が短くなります。詳しくは配布しました別紙をご覧ください。明日からの連休、気をつけて、楽しい休日をお過ごしください。今月も置塩中学校の学校教育へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

3年生32名が全員元気で出発し、楽しい思い出いっぱいで戻りました。実行委員がよく動き、自分勝手な行動をとる人がほとんどいない、とても良い修学旅行でした。1日目、まずは太宰府天満宮で自分たちの進路が良いものになるよう、お願いをしてきました。その後、平和学習のため、バスで一路長崎へ。原爆資料館を見て考え、雨の中、爆心地を訪れ、平和公園の中を歩き、平和祈念像の前で千羽鶴をささげて平和を願うセレモニーを行いました。その後、永井博士ゆかりの如己堂へ行き、バスで片足鳥居を見ながら、ホテルへ。普段、雨の中を傘をさして歩くことに慣れていない生徒たちは足元がびしょぬれになり、大変でしたが、文句も言わずに、しっかり平和について学ぶ姿に感心しました。ホテルでは友達との話に花が咲き、なかなか寝られない部屋もありましたが、それも修学旅行。

2日目は朝から快晴。午前中は長崎の文化中心の班別学習。出島にオランダ坂、眼鏡橋に孔子廟などなど、しっかりと班で立てた計画通りに進めました。午後は佐賀県の有明海：鹿島でのガタリンピックです。泥まみれになりながら、一生懸命楽しもうとする姿に感動しました。この日は車窓から旧軍港として開けた港の様子も見ながら佐世保に入り、佐世保のホテル泊まりでした。夕食はとんかつでした。みんなよく食べ、この日は早く寝た部屋も多かったようです。

3日目は開園と同時に9時に花いっぱいのハウステンボスに入り、思い切り班で楽しむ1日となりました。集合時間に遅れる班もなく、みんな、歩き疲れはあるものの、満足の笑顔でいっぱいでした。3日間バスでお世話になったガイドさんと運転手さんとみんな仲良くなって、離れがたさでいっぱいのバスの旅になったこともお知らせします。その年により行くところは少しずつ異なります。その中で、自分たちがどれだけ充実した学びと楽しみを味わえるか、中学校の修学旅行の醍醐味です。

ここ2年ほどは参観もPTA総会もできない状況でしたが、今年度は今のところは状況を見ながら、実施します。PTA役員の方にも協力していただきます。「コロナウイルスを持ち込まない広げない」ですので、検温表の提出やマスク着用、私語を慎んでいただく等、ご協力お願いします。