令和5年度 学校だより　令和6年1月(2)

29年前の阪神淡路大震災、そして東日本大震災から13年になろうとしています。一瞬にして何もかもが破壊され、かけがえのない大切な命が多く失われました。長い年月が過ぎましたが、完全な復興に向けての道のりはまだ遠く、悲しみは深いままの部分も多いと聞きます。今年は年始から能登半島地震が発生しました。ほぼ一か月たちましたが、なかなか復旧が進まず、ようやくボランティアの動きも始まりそうです。PTAからも募金の動きもあるようで、役員会で相談していますので、また連絡を入れさせていただきます。

学校では、日ごろから身を守る方法や地震についての取り組み等を学習し、1月17日には例年通り、今年も震災学習を行いました。生徒会主導での「兵庫安全の日宣言」の放送を聞き、黙とうを行い、阪神淡路大震災から29年経った今も伝えられる震災の経験や教訓を知り、防災について考えました。次に、南海トラフ巨大地震を想定した兵庫県のハザードマップをchromebookで検索し、命を守るために必要なことを考えました。実際、災害はいつ起こるかわかりません。日頃からの真剣な学びがあってこそ、避難行動がとれると考えます。南海トラフ巨大地震によっても想定では夢前町には津波は来ないことになっていますが、何かあったときにどこにいるかはわかりません。どこにいても命を守るために何ができるか考えた行動が必要です。ご家庭でも、各家庭に配布されていますハザードマップや防災マップを開いてご家族で見ていただき、我が家の避難場所や防災対策について、話し合われることをおすすめします。よろしくお願いします。

　大変な世の中ですが、今できる事、生徒達にとって必要なことから全力を注いでいきたいと考えています。