令和5年度 学校だより　7月(2)

いよいよ明日は終業式となりました。学校では毎日生徒たちが元気に過ごしていますが、姫路の中ではコロナ感染者数が少し上昇しており、この時期になってインフルエンザもやや心配な状況です。夏休みも感染症対策には十分気を付けて過ごしてほしいものです。1学期を振り返ってみますと中身の詰まった1学期でした。4月7日に始業式、10日に入学式で新入生41名を迎えて全校生徒116名でスタートし、4月18日には3年生の全国学力調査、26日からは3年生の九州への修学旅行、5月には家庭訪問(今年から希望制)に、授業参観、PTA総会、教育実習生も来ました。6月には体育大会を実施しました。また、期末考査がありました。その他、交通安全教室や、1年生の思春期出前講座、全学年のオキノユメの取り組みなど、盛りだくさんでした。生徒達もよく頑張りました。新型コロナウイルス感染症が5月8日に感染症法上2類から5類に移行し、学校行事もコロナ前に近い形になった行事もあり、形を変えた実施になった行事もありというところです。内容を考えた上で、生徒達のためにできることはやる方向性でまいりました。その一つ一つの取り組みが、置塩中らしさを作っていると考えています。これからの変更もありますが、ご理解いただきたいと考えます。

生徒達は、体育大会等の行事や生徒会活動、オキノユメ等の活動で仲間と協力すること、自分の成長のために努力すること、自分に課せられた責任を果たすこと、人に迷惑をかけないようにすること等、集団で生活する中で大切なことを身につけてきました。学校生活全体で、国語、数学等の教科で養った力を使い、主体的・対話的で深い学びにつながるよう、教員は心がけています。この1学期間の子どもたちの成長は通知表にも現れます。人間褒められればうれしいものです。できたところを大きく褒めてやっていただき、もう少しがんばれば・・・というところは個人懇談での話を生かして、家庭学習・家庭での過ごし方につなげて考えていただければありがたく思います。今できていることはさらに力を付け、小学生の頃から言われてきた早寝・早起き・朝ご飯の生活リズムを崩さず、夏休みだからできる挑戦をする充実した夏休みが過ごせるよう願っています。

運動部の中播大会が終わり、吹奏楽部以外は3年生引退の時期を迎えました。これからは部活に傾けたパワーを自分の人生のハードルを一つ越えるため、進路に向けての勉強に生かしていく時期になりました。あきらめないことを身をもって学んできたはずですから、頑張りを期待したいと思います。保護者の皆さん、地域の皆さん、置塩中生徒達の見守り活動を含め、置塩中学校の教育活動に大変お世話になり、ありがとうございます。夏休み中もまた、置塩中学校の教育活動にご理解・ご協力をお願いいたします。明後日からは夏休みです。事故やトラブルに巻き込まれることなく、2学期も置塩中学校生徒達の元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています。 

部活動の試合結果がほぼ出そろいました。結果だけがすべてではありません。私はすべての試合を応援（行ける範囲で、最初から最後までいられなかったのが残念ですが）に行かせていただきました。どの部活も成長がみられました。自分のベストを少しずつ更新していくことも大切です。チームワークも大切です。いろいろなことで頑張ってきたことは悔しさでさえも、人生においてきっと役に立つはずです。よく頑張りました。夏休みからは新チームで活動していきます。吹奏楽部だけが7月31日の吹奏楽コンクールが3年生の締めくくりとなります。悔いなく頑張ってほしいと思います。