令和8年4月7日市長記者会見
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- ID:33101
会見事項
- 第76回姫路お城まつりの開催について
報告事項
なし
市長会見内容
市政記者クラブの皆さん方には、お忙しいところご出席をいただきまして、ありがとうございます。
さて、3月14日、手柄山平和公園駅が華々しくオープンいたしました。これを機に、公園や周辺施設を訪れる方も多いことと思います。また、ようやく春らしい気候になった3月下旬には、27日からの姫路城夜桜会、そして28日の姫路城観桜会に多くの方にお越しいただくことができました。皆さまには、桜を愛でながら、さまざまなアトラクションを存分にお楽しみいただけたことと思います。
4月1日より令和8年度が始まり、姫路市では221人の新人職員を迎えました。明日8日には、姫路市立高等学校の開校・入学式が行われます。また、10月には、大和工業アリーナ姫路がいよいよ開館を迎えます。
姫路市では本年度も、市のブランドメッセージ「住むほどに 好きが深まる 姫のまち」にふさわしいまちづくりに向け、さまざまな取組を進めてまいります。市政記者クラブの皆さんには、お忙しいこととは存じますが、本年度も変わらず精力的な取材をよろしくお願いいたします。
それでは、本日の会見事項について、発表をさせていただきます。
第76回姫路お城まつりの開催について
「第76回姫路お城まつり」の開催についてでございます。
開催は、5月22日から24日までの3日間、会場は、大手前通りや大手前公園、姫路城三の丸広場などでございます。
内容は、1日目が姫路城薪能、2日目がパレードやステージイベント、3日目が姫路良さ恋まつりなどでございます。
今年の見どころですが、1日目の姫路城薪能が55回目という節目の開催となることから、重要無形文化財総合認定保持者の浦田 保浩氏や、茂山 千五郎氏、上田 公威氏のほか、ワキ方福王流宗家の福王 知登氏といった日本を代表する能楽師をお招きして開催します。なお、今年も当日の様子はライブ配信されるほか、アーカイブで終了後もご覧いただけるようになる予定です。また、海外で評価の高い能文化をインバウンドの皆さまや初心者の方、音が聞き取りづらい方にも楽しんでいただけるよう、4か国語対応鑑賞字幕サービス『能サポ』を導入いたします。
また、今回、初の試みとして、2日目に大手前通りで実施している総踊りの終了後に、DJ YAHAGIさんとMC GONZAさんをお迎えして、ダンスイベント「Himeji de Bon Dance(ヒメジ デ ボンダンス)」を開催いたします。馴染みのあるJ-POPを中心とした参加しやすい内容となっておりますので、小さなお子様連れや若い世代も含め多くの方にご参加いただけるよう、会場をおおいに盛り上げていただきたいと思っております。
その他、例年3日目に姫路城三の丸広場で実施しているキッズイベントにつきまして、本年は「姫路の祭り文化」をテーマに実施いたします。姫路城の建築にも関わる宮大工の仕事を播州秋祭りの屋台とともに体験できる内容で、開催期間も2日間(2日目・3日目)に拡大して行います。
加えて、同じく2日目と3日目の2日間、大手前公園におきまして、近隣自治体のPRブースをはじめ、「ひょうごフィールドパビリオン」に登録されている市内事業者や、大学生と民間事業者がコラボした産学官連携のブース、働く車の展示・職業体験コーナーなどを設けます。また、城見台公園へのキッチンカー出店など、幅広い世代が楽しめる企画をご用意しております。市民の皆さまにお楽しみいただくとともに、観光客の誘致や地域の活性化につなげていきたいと考えております。
最後に、今年も車いすでお越しの方やベビーカーを使っている小さなお子さま連れの方を優先してご利用いただける観覧スペース「ハートフルエリア」を設ける予定です。来場される皆さまがお互いに譲り合ってご利用いただくことで、より多くの方が姫路お城まつりのパレードを楽しめるようにしたいと考えております。
私からは、以上でございます。
質疑応答(要旨)
記者:
お城まつりについていろいろなイベントを紹介いただきましたが、市長が特に思い入れのあるものはどれでしょうか。
市長:
これまでのお城まつりでは、地域の方々による播州音頭や鳥取のしゃんしゃん傘踊り等の伝統的な踊りを楽しんでいただいていましたが、今回は「Himeji de Bon Dance」と題して、定評のあるDJ YAHAGIさんとMC GONZAさんに来ていただき、世代を超えてお城まつりを楽しんでいただこうと思っています。
記者:
このイベントには、市川町のステージトラック「愛アン8-10号」が来るとの事ですが。
市長:
市川町の誇るステージトラックとしてPRになるでしょうし、これを機により積極的に同町との絆を深めていきたいと思っています。
記者:
今年初の試みである「Uターン行進」とは何でしょうか。
市長:
大名行列は、リビングヒストリー推進事業で時代考証に基づいて衣装や調度品を制作しており、所作も史実に基づいて再現しています。その行進が終わった後にUターンして所作なしで行進いただき、参加者や観客の皆さんに楽しんでいただこうというものです。舞台でいうところのカーテンコールのようなものです。
記者:
姫路城の入城料に二重価格を導入されてから1か月ですが、入城者数の動向はいかがでしょうか。
市長:
姫路城の入城者数は、昨年の3月と今年の3月を比較すると約17%の減となっています。18歳未満の方については、約4%の減となっています。
この減少が料金改定の影響かどうかについては分析できていません。昨今の中国からのインバウンド減少の影響もあるかもしれません。いずれにしても、減少の度合いは我々の想定よりは少ないものとなっています。
記者:
日本人の入城者数についてはいかがでしょうか。
市長:
日本人入城者数は約20%の減となっています。なお、縦覧料収入は、令和7年3月は約1.3億円、令和8年3月は約2.7億円と、約1.4億円の増収であり、比率でいうとほぼ倍増となっています。
記者:
収益は確保できるとお考えですか。
市長:
収益については10年間の積算を出しています。そこからの上振れ、下振れの可能性はありますが、大きな影響は出ないと想定しています。姫路城は木造建築のため、1時間あたり約1,000人の登閣人数の制限を設けていますが、デジタルチケットで事前予約すれば、空いた時間にスムーズに入城できます。これにより混雑時間を平準化できれば収益の上振れにつながるかもしれませんので、デジタルチケットの周知広報により一層力を入れていきたいと思います。
記者:
城周辺の商店からは、客足が減ったという声もあがっています。二重価格の導入が商店に与える影響についてはどう考えていますか。
市長:
客層等によって個別の事情はあるでしょうが、一方でデジタルチケットを利用される方は、事前予約した入城時間までの過ごし方として、土産物を買ったり、お茶をしたりされるでしょう。そのような隙間時間の使い方は、周辺の商店にはむしろプラスに働くと思います。こうしたことも含め、周囲への影響についてはもう少し長い目で見たいと考えています。
記者:
現時点で何か商店へのサポート等を検討されていますか。
観光コンベンション室職員:
物価高騰対策としての側面もありますが、本年度7月以降頃にデジタルチケットとクーポンを組み合わせて、飲食店等の支援ができればと検討しております。
市長:
デジタルチケットとクーポンを組み合わせるような形で、デジタルチケットに付加価値をつけることにより、デジタルチケットの普及を促進し、スムーズな入城と登閣者数の平準化を進めていきます。併せて、クーポンで城周辺の周遊性を高めることにより、城周辺の観光事業者等とウィンウィンの関係を作っていければと考えています。
記者:
いわゆる二重価格は文化庁においても議論されています。オーバーツーリズムの問題を抱えている自治体は、姫路城のケースに高い関心を持っていると思われますが、他自治体から問い合わせはありますか。
市長:
問い合わせや視察は数多くあります。
いわゆる外国人との二重価格は文化庁でも検討されていますが、日本の文化財、世界遺産の重要性と、木造建築を守っていくことの難しさを、外国人観光客の方にも理解いただく必要がある、そのためのものだと考えています。日本だけでなく、世界中の歴史文化財を有している都市は、皆同じ問題に直面しています。姫路市の試みはいわゆる外国人との二重価格ではありませんが、ある意味ではリーディングプロジェクトのような形になりましたので、姫路市がどのような混乱状態になるか、皆さん注目されていたようです。本市としては、あまり混乱はなかったというのが率直なところです。
記者:
料金改定による増収分をどのように使っていくか、予算の仕組みづくりはこれからですか。
市長:
まずは安全対策を重視していこうということで、姫路城に安全に登閣できるよう、ナップサックの配布を開始しています。また、熱中症対策や他言語対応等も行っています。さらに、石垣の安全性や補強の必要性に関する調査を行う予定です。当面、この調査だけでも相当な年数がかかります。
記者:
加西市が市街化調整区域を廃止されたとの事ですが、姫路市でも同様の検討をされていますか。
市長:
国や県との協議も必要ですし、一長一短あると思います。水道や電気等のインフラ整備の問題もありますし、我が国の食料自給率が低い中、耕作地を減らすことにつながるリスクもあります。
姫路市としては、地域未来投資促進法に基づき、農業と商工業の両立、それによる雇用と人口減少対策に取り組んでいます。既に住民の方から何件か応募があり、今後進めていきたいと考えています。

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