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    子どもの事故予防

    • 公開日:2014年3月11日
    • 更新日:2023年12月5日
    • ID:3546

    「こどもの事故予防体験ひろば」のほか、子どもの事故予防についての情報を提供しています。

    子どもを不慮の事故から守りましょう

    姫路市では、毎年3から4名の子どもが不慮の事故で亡くなっています。
    子どもの事故はその成長段階によってさまざまですが、その多くは家庭内で起こっており、大人が少しの気配りと対応をすることで未然に防ぐことができます。
    こどもの未来健康支援センター「みらいえ」では、子どもをもつ保護者や子どもに関わるすべての方が、身近な危険や事故予防方法について知っていただけるよう、「こどもの事故予防体験ひろば」をはじめとして、事故予防についての啓発を行っています。
    大切な子どもを事故から守りましょう!

    こどもの事故予防体験ひろば

    令和5年4月に開設した、こどもの未来健康支援センター「みらいえ」では、実際の家庭を再現し、家庭内で起こりやすい事故やその防止策について疑似体験しながら学べる「こどもの事故予防体験ひろば」を設置しています。

    事故予防体験ひろばの食卓の写真
    事故予防体験ひろばリビングの写真
    事故予防体験ひろばお風呂の写真
    事故予防体験ひろばベランダの写真

    場所

    こどもの未来健康支援センター「みらいえ」1階(姫路市日出町三丁目3番地)

    開場時間

    月曜日から金曜日まで(祝日・年末年始は除く)
    午前9時から午後7時まで

    見学

    会場時間中は自由に見学することができます。説明を希望される方は事務所にお声がけください。

    もしもの時の「応急手当方法」

    こども家庭庁のホームページ「もしもの時の「応急手当方法」」別ウィンドウで開くを参考にしてください。

    起こりやすい事故と注意のポイント

    窒息・誤飲事故

    〈就寝時〉

    • うつぶせで寝て、顔が柔らかい寝具に埋もれる
    • 掛布団・ベッドの上の衣類・ぬいぐるみ.スタイなどで窒息
    • ベッドと壁の隙間などに挟まれる
    • 家族の体の一部で圧迫される
    • ミルクの吐き戻しによる窒息

    〈その他〉

    • 包装フィルム、シールなどの誤飲
    • ボタン電池、給水ボール、磁石などの誤飲
    • たばこ、お酒などの誤飲
    • 食事中の食べ物で誤飲
    • おもちゃなど小さなもので窒息〈就寝時〉
    ベッドで寝ている赤ちゃん

    注意ポイント

    乳児期の食事後や睡眠時はこまめに様子をみましょう。
    窒息は乳児の死亡事故で最も多いです。窒息の原因になりそうなものは目に触れない場所や手の届かないところに保管しましょう。
    飲んだものによって、緊急性の高いものや吐かせてはいけないものがあります。
    基本的には、吐かせずに、同じものを病院に持参して受診しましょう。
    応急手当がわからないときや受診の必要性は、医療機関や子ども医療電話#8000に相談しましょう。

    水まわりの事故

    • 入浴時に溺れる
    • 浴槽へ転落し溺れる
    • 洗濯機・バケツや洗面器などによる事故
    • ビニールプールやプールでの事故
    • 海や川での事故
    • ため池、用水路、排水溝、浄化槽での事故
    お風呂場で転落するこどもの写真

    注意ポイント

    子どもは数センチの水でも溺れてしまうことがあります。浴室やトイレは常に入口は閉めておきましょう。
    入浴時は事故を防ぐために子どもから目を離さないようにしましょう。またプールや海、ため池などの危険な場所で子どもだけで遊ぶことがないようにしましょう。

    やけど事故

    • お茶、みそ汁、カップ麺などでのやけど
    • 電気ケトル、ポット、炊飯器でのやけど
    • 暖房器具や加湿器でのやけど
    • 調理器具やアイロンでのやけど
    • ライターや花火でのやけど
    ダイニングテーブルで鍋を触ろうとしている写真

    注意ポイント

    熱いものが入ったコップや器を倒したり、炊飯器やポットの蒸気に触れたりしてやけどを負うことがあります。
    また、キッチン周辺だけでなく、ヒーターやアイロン、加湿器などもやけどの危険があります。
    子どもの手の届かないところに置く、安全柵を設けるなどして、子どもに触れさせないようにしましょう。

    転落 ・転倒事故

    • 大人用ベッドやソファからの転落
    • ベビーベッドやおむつ替えの時の台からの転落
    • 椅子やテーブルからの転落
    • 階段からの転落、段差での転倒
    • ベランダなどからの転落
    • 窓や出窓からの転落
    • 抱っこひも使用時の転落
    • ベビーカーからの転落
    • ショッピングカートからの転落
    • 遊具(スベリ台、ジャングルジム、ブランコなど)からの転落
    • ペダルなし二輪遊具、キックスケーター等で転倒
    階段から転落しているこどもの写真

    注意ポイント

    ソファなどにはひとりで寝かせないようにしましょう。
    できるだけベビーベッドに寝かせ、必ず柵をあげましょう。また、階段や玄関の段差に安全柵を設ける、ベランダや窓の近くに踏み台になるものを置かない、抱っこ紐は正しく使うなど、落下を防ぐ対策をしましょう。子どもが大きくなると、屋外で遊具や自転車からの転落や転倒の危険もあります。日頃から安全な遊び方を教えておきましょう。

    自動車 ・自転車関連の事故

    • チャイルドシート未使用による事故
    • 車のドアやパワーウインドウに挟まれる事故
    • 車内での熱中症
    • 子ども乗せ自転車での転倒
    • 自転車に乗せた子どもの足が後輪に巻き込まれる、スポーク外傷
    • 道路上などでの事故

    注意ポイント

    自動車の抱っこ乗車は危険です。子どもを抱っこしたままシートベルトを締めることも危険です。短時間の乗車であっても、チィルドシート(ジュニアシートを含みます)を使用しましょう。

    車のドアやパワーウインドウを閉める時は、子どものそばで顔や手が出ていないか安全を確認してから閉めましょう。子どもが自分で開閉操作がでいないように、ロック機能を活用しましょう。

    挟む ・切る ・ その他の事故

    • カミソリ、カッター、はさみなどの刃物やおもちゃでのけが
    • 小さな物を鼻や耳に入れる
    • テーブルなどの家具で打撲
    • ドアや窓で手や指を挟む
    • キッチン付近で包丁、ナイフでけが
    • タンスなどの家具を倒して下敷きになる
    • ドラム式洗濯機での事故
    • 歯みがき中に歯ブラシでの喉突きなどの事故
    • エスカレーター、エレベーターでの事故
    • 機械式立体駐車場での挟まれ事故
    キッチンで椅子に登るこどもの写真

    注意ポイント

    指をはさむと、ひどい時は指の骨折や切断に至ってしまう場合もあります。
    子どもがそばにいるときは、ドアや窓、たんすなどは注意して開閉しましょう。
    また、屋外では車のドアやベビーカーの可動部、エスカレーターの手すりなどに注意しましょう。
    収納場所の扉や引き出しにはチィルドロックを付けるなどの工夫をしましょう。
    歯ブラシや箸やフォークなど、喉突きの危険性がある日用品は口に入れたまま歩いたり、走ったりさせないようにしましょう。

    • 消費者庁「子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック」引用

    こどもの事故防止ハンドブックについて

    0歳から6歳(小学校に入学前の未就学児)のこどもに、予期せず起こりやすい事故とその予防法、もしもの時の対処法のポイントをまとめたものです。

    こども家庭庁のホームページ別ウィンドウで開くにおいてダウンロードできますので、ご活用ください。

    お問い合わせ

    姫路市役所 健康福祉局 保健所 こどもの未来健康支援センター「みらいえ」
    住所: 〒670-0942 姫路市日出町三丁目3番地
    電話番号: 079‒263‒7863 ファクス番号: 079‒225‒8855

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