令和7年度 市民教養講座(歴史講座)申込必要
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市民教養講座(歴史講座)は、歴史豊かな播磨に住む私たちが、先人の歩んだ道を探ることによって、これからの生き方を学ぶ、歴史(日本史)を中心とした講座です。
テーマ別にA・B・C・Dの4つのコースを開催しています。
現在、令和7年度講座の受講生を募集しています。

各コース概要
- 各コース、5月から12月まで計8回の講座を開催
- 現地見学会は実施しません。
- 講座日時、テーマ、講師等が変更になる場合があります。

Aコース(土曜日)

テーマ
2025 信仰と美術、そして人

概要
時代の枠を取り払い、自由に時を超えて、信仰と美術について、そしてその向こうにある、あるいはその足元にある、人のいとなみについて語っていきます。

講師
奈良国立博物館名誉館員、帝塚山大学客員教授 西山 厚 氏

日程・内容
回 | 実施日 | 内容(テーマ) |
---|---|---|
1 | 令和7年5月31日(土曜日) | 奈良国立博物館「超国宝」展 |
2 | 令和7年6月14日(土曜日) | 清少納言、長谷寺へ行く |
3 | 令和7年7月12日(土曜日) | 唐へ向かった人々と五島列島の島々 |
4 | 令和7年8月2日(土曜日) | 飛鳥時代前期の仏像 |
5 | 令和7年9月6日(土曜日) | 飛鳥時代後期(白鳳)の仏像 |
6 | 令和7年10月4日(土曜日) | 正倉院展を深く味わう2025 |
7 | 令和7年11月15日(土曜日) | 母と子 歴史のなか美術のなか 追憶のなかの |
8 | 令和7年12月13日(土曜日) | 春日大社と春日若宮 |

Bコース(木曜日)

テーマ
参勤交代の文明史的意義

概要
江戸幕府によってはじめられた参勤交代は、全国の大名を統制した制度として知られていますが、近年の研究によってその副次的、波及的な効果が絶大であり、日本社会の近代化にとって多大な影響力を及ぼしていることが明らかになってきました。講座では、その諸側面について解説していきます。

講師
国際日本文化研究センター名誉教授 笠谷 和比古 氏

日程・内容
回 | 実施日 | 内容(テーマ) |
---|---|---|
1 | 令和7年5月29日(木曜日) | 参勤交代の形成事情1 ー家康・秀忠の対朝廷政策と西国問題 |
2 | 令和7年6月19日(木曜日) | 参勤交代の形成事情2 ―西国豊臣系諸大名の改易 |
3 | 令和7年7月17日(木曜日) | 参勤交代の発令 ー寛永改訂武家諸法度の発布 |
4 | 令和7年8月21日(木曜日) | 交通制度と旅のあり方 |
5 | 令和7年9月18日(木曜日) | 参勤交代をめぐる財政問題 |
6 | 令和7年10月2日(木曜日) | 江戸の経済的発展 ー江戸為替の発達 |
7 | 令和7年11月20日(木曜日) | 大坂の経済的発展 ー西回り航路と全国的流通網 |
8 | 令和7年12月18日(木曜日) | 徳川社会の近代化 |

Cコース(月曜日)

テーマ
奈良・平安時代の政治と藤原氏

概要
2024年、紫式部を主人公とする大河ドラマが放送され、平安時代の宮廷や、宮廷政治を主導した藤原氏に注目が集まりました。藤原氏は初代鎌足以来、1300年以上にわたって朝廷の中枢にあり続けました。彼らはいかにして他の氏族を圧倒する勢力を築き、それを維持したのでしょうか。こうした点について、奈良時代から平安時代を中心に探っていきます。

日程・内容・講師
回 | 実施日 | 内容(テーマ) | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 令和7年5月19日(月曜日) | 藤原氏の千年 | 龍谷大学教授 樋口 健太郎 氏 |
2 | 令和7年6月9日(月曜日) | 四兄弟と長屋王の変 -経過と目的- | 龍谷大学前特任教授 木本 好信 氏 |
3 | 令和7年7月7日(月曜日) | 仲麻呂と鑑真 -二人の交友を中心に- | 龍谷大学前特任教授 木本 好信 氏 |
4 | 令和7年8月4日(月曜日) | 時平と菅原道真 | 龍谷大学教授 樋口 健太郎 氏 |
5 | 令和7年9月29日(月曜日) | 兼家と兄弟たち | 龍谷大学教授 樋口 健太郎 氏 |
6 | 令和7年10月20日(月曜日) | 道長と紫式部 | 龍谷大学教授 樋口 健太郎 氏 |
7 | 令和7年11月17日(月曜日) | 頼通と能信 -異母兄弟の相克- | 龍谷大学前特任教授 木本 好信 氏 |
8 | 令和7年12月8日(月曜日) | 頼長と信西 | 龍谷大学教授 樋口 健太郎 氏 |

Dコース(金曜日)

テーマ
「妖怪」と怪異の歴史学

概要
妖怪と聞くと、水木しげるさんの漫画やアニメのキャラクターを思い出される方が多いと思います。ただ、妖怪はもともと不思議な現象をさす用語で、今のように奇怪なモノをさす用語ではありませんでした。この講座では、古代以来の日本社会で展開した妖怪以前の不思議を追いかけてみます。

講師
京都教育大学名誉教授 西山 克 氏

日程・内容
回 | 実施日 | 内容(テーマ) |
---|---|---|
1 | 令和7年5月9日(金曜日) | 金花銀花 不思議な花が咲く |
2 | 令和7年6月27日(金曜日) | 破裂する神像 鳴動する墓 |
3 | 令和7年7月25日(金曜日) | 龍のすみか 雨乞いの世界 |
4 | 令和7年8月29日(金曜日) | 夜鳴く鳥 ヌエと藤原頼長 |
5 | 令和7年9月26日(金曜日) | 鳴釜 異性装の呪力 |
6 | 令和7年10月24日(金曜日) | 怪談の発生 『太平記』の怪異譚 |
7 | 令和7年11月7日(金曜日) | 死霊の祟り 『吉田家日次記』から怪談集へ |
8 | 令和7年12月5日(金曜日) | バケモノ乱舞 図鑑と文芸 |

時間
午前10時00分から午前11時30分まで(受付は午前9時30分から)

会場
市民会館大ホール別ウィンドウで開く(姫路市総社本町112番地 姫路市市民会館2階)

定員
各コース 500人

受講料
各コース 年間4,000円
- 受講決定した方にお送りする納入通知書を、市指定の金融機関窓口に持参のうえ、お支払いください。

申込方法
3月17日(月曜日)で一旦締め切りましたが、定員に若干の空きがあるため、随時受付をしています。
はがきまたはメールでのいずれかにより、生涯学習課へお申し込みください。

はがきの場合
はがき送付先:〒670-8501 姫路市安田4丁目1 姫路市生涯学習課 歴史講座担当
- 1人1枚のはがきでお申し込みください。
- 裏面に、希望コース、郵便番号、住所、氏名、ふりがな、電話番号を記入してください。
- 2つ以上のコースを受講したい場合、1枚のはがきに希望コースをすべて記入してください。

メールの場合
申込先メールアドレス: kyo-kouza@city.himeji.lg.jp
- 1人1通の電子メールを送信してください。
- 件名を「歴史講座申込」としてください。
- 本文に、希望コース、郵便番号、住所、氏名、ふりがな、電話番号を記入してください。
- 2つ以上のコースを受講したい場合、1通のメールに希望コースをすべて記入してください。
- 当課で受信してから5日以内に受付済メールを送信しますので、必ずご確認ください。受付済メールが届かない場合は、お手数ですが、再度送信してください。
- ドメインによっては受信できない場合があります。何度送信しても受付済メールが届かない場合は、はがきでお申し込みください。
- 申し込みに利用された電子メールのアドレスを緊急時の連絡先として使用する場合があります。

申込締切
定員になれば締め切ります。(先着順)

申込結果
- 受講決定した方には、受講料の納入通知書を同封します。
- 令和7年4月4日以降に随時発送します。

受講生募集チラシ

気象警報発令時の講座の取扱いについて
- 講座当日の午前7時現在、姫路市または姫路市を含む地域に、大雨、洪水、暴風、大雪の気象警報が発令されている場合は、休講します。
- 原則として、生涯学習課から電話等での中止連絡は行いませんので、ご自身で気象警報に注意してください。
- 休講した講座は、講師と相談のうえ、代替の日程等が決まれば、別途はがき等でお知らせします。
お問い合わせ
姫路市 教育委員会事務局 生涯学習部 生涯学習課
住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 北別館4階別ウィンドウで開く
電話番号: 079-221-2782
ファクス番号: 079-221-2794