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山吹遺跡

  • 更新日:
  • ID:8410

名称

山吹遺跡

概要

平成21年に実施した発掘調査では、遺構から遊離した状態で縄文土器と石器が出土した。土器の表面には羽状縄文やC字形の刺突文がみられ、縄文時代前期の北白川下層式であることがわかった。市内で知られているこの時期の遺跡は香寺町の平尻遺跡のみで、市川下流域では初めての例となった。また、石器については石鏃とともに失敗品や製作途中の剥片が多数出土しており、当時の石器製作技術や石材利用を考えるうえで重要な資料である。

所在地

姫路市山吹・西今宿

写真

山吹遺跡の写真