平和行政の取り組み
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姫路市の平和行政に関する取り組みについてご紹介します。

太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔の建立
太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔は、太平洋戦争中空爆その他による犠牲者、軍人軍属以外の50万9,700余の死没者を供養し、その霊を慰めるとともに、世界の恒久平和を祈念するため、昭和31年10月26日に手柄山中央公園に建立されました。
慰霊塔建立以来、毎年、竣工日である10月26日に全国の空爆犠牲者を追悼するために「追悼平和祈念式」が執り行われています。
詳細につきましては、次のリンクをご覧ください。

慰霊塔全景

姫路市平和資料館
手柄山中央公園には戦争の惨禍と平和の尊さを後世に伝え、平和な社会の発展に寄与するため、「平和資料館」が設置されています。
詳細につきましては、次のリンクをご覧ください。

平和都市および非核平和都市の宣言
姫路市は、我が国と世界の平和を願い、昭和32年7月22日に平和都市宣言を、昭和60年3月6日に非核平和都市宣言を行っています。

平和都市宣言
姫路市は、日本国憲法を貫く平和精神に基づいて、世界連邦建設の趣旨に賛同し、全世界の人々と相携えて、永久平和確立のために、まい進する平和都市であることを宣言する。

非核平和都市宣言
青い空、清らかな水、豊かな緑を保ち、明るく平和な生活を守ることは、平和を愛する姫路市民の願いである。
しかるに、最近の世界情勢をみると、核軍備拡大競争が依然として続けられ、地球上の生命そのものが深刻な脅威にさらされていることは、世界の人々のひとしく憂えるところである。
姫路市は、平和憲法の精神にのっとり、核兵器をつくらず、持たず、持ち込ませずの「非核三原則」を将来とも遵守し、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴え、核兵器の全面撤廃と軍縮を推進し、もって世界の恒久平和達成を目指し、ここに「非核平和都市」とすることを宣言する。
市役所西玄関前にある非核平和都市宣言碑

平和首長会議への加盟
姫路市は、平成21年9月1日から、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を目指す「平和首長会議」に加盟しています。

概要
平和首長会議は、「核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画」に賛同する世界各国の都市で構成された国連登録NGOで、世界の都市が緊密な連携を築くことによって、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起し、核兵器廃絶を実現させる等により、世界恒久平和の実現に寄与することを目的としています。

事務局
公益財団法人広島平和文化センター 国際部 平和首長会議運営課
活動内容や加盟都市、役員等詳細につきましては、次のリンクをご覧ください。

平和首長会議原爆ポスター展の開催
姫路市では、一人でも多くの市民に被爆の実相について理解を深めてもらい、核兵器廃絶への強い思いを持ってもらうため、平和資料館で開催される「非核平和展」と同時期に平和首長会議原爆ポスター展を開催しています。是非ご覧ください。

開催期間
毎年7月中旬から8月末頃まで
令和7年度の開催日程は、決定次第お知らせします。

開催場所
平和資料館 2階ロビー