姫路市地域おこし協力隊
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姫路市で任用している地域おこし協力隊に関するご案内です。
地域おこし協力隊とは
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、生活の拠点を移した方を、地方公共団体が「地域おこし協力隊」として委嘱。隊員は、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。
姫路市においては、平成28年8月より地域おこし協力隊の任用を開始し、現在、家島諸島で3名が活動しています。
令和6年度地域おこし協力隊の募集について(募集は終了しました)
家島諸島の豊かな地域資源を活用し、地域の方々と一緒になって地域力の維持や地域の活性化につながる活動をしていただける方を募集します。
家島諸島の概要
兵庫県姫路市の沖合い18キロメートルの瀬戸内海に浮かぶ大小40余りの島々から成る家島諸島。家島の魅力の一つは、島の近海で獲れる新鮮な魚介類です。
複雑な海岸線に囲まれた島周辺は、魚の格好の棲み家で、タイやタコ、アジなど年中多くの魚介が揚がります。
特に、ぼうぜ鯖、ぼうぜがに(ガザミ)、華姫鰆、白鷺鱧はブランド魚として売出し中で、島内の旅館や飲食店には新鮮な魚料理を求めて多くの来訪者があります。
また、本島の港の両側に山が迫る裾野に石材運搬船、ドックや建物が並び、島の人たちが生き生きと行き交う瀬戸内の港町や、隣接する坊勢島の湾奥の漁港を取り囲む漁村の風景は他の島では見かけることが少ない貴重な風景です。まるで昭和にタイムスリップしたような原風景を大阪からは2時間、姫路市本土からは30分の至近距離で味わえます。
一方、全国の離島と同様に、人口流出、高齢化等に伴い、地域活動の担い手が減少し、将来的に地域の活力が失われてしまう可能性があります。そこで、こうしたさまざまな課題に向き合いながら豊かな地域資源を活用し、地域の方々と一緒になって活性化に協力していただける方を募集します。
家島諸島の魅力について、より詳しくはこちらをご覧ください。
Q.家島諸島でどんなふうに働くの?
あなたの興味・関心や将来の起業希望などを元に、一緒に家島の未来を創っていきましょう!
地域おこし協力隊の活動内容を紹介しています。
1年目「島での暮らし・活動を知る」
地域活動やイベントの支援等を通じて観光案内所、漁協等の地域団体や個人とのつながりをつくりつつ、日々の体験をSNSなどで情報発信。
島での生活に慣れるとともに、どんなことがしたいか、できるかを掘り下げていきます。
2年目「島での活動の種をまく」
1年目の経験や知り合った方々の協力を元に、さまざまなアイデアを練り上げ、観光プログラム・イベントの実施や家島の産品の販路拡大など、自身の興味や能力に応じた取り組みを実施していきます。
3年目「島での活動を育てる」
1年目、2年目の実績を元にして、より広く家島の魅力を発信していきます。また、協力隊終了後の次のステップに向けた準備も併せて進めていきます。
Q.受け入れ先や隊員のフォロー体制は?
家島では観光事業組合をはじめとした島内の団体等が、行政と共にバックアップ。協力隊の活動だけでなく、将来の起業や移住・定住も含めたフォロー・相談体制を取っています。
そのほか、家島諸島で地域おこし協力隊として活動する先輩や隊員OB、近隣市町の協力隊との交流など、お互いに支え合う仲間づくりも支援します。
Q.協力隊の任期が終わった後は?
島内での起業や島内事業者への就業など、可能な範囲でサポートします。地域の活性化に貢献できる事業など、条件を満たせば「起業等支援補助金」(上限100万円)を活用することも可能です。
募集案内および応募書類のダウンロード
募集の概要(抜粋)
募集人員
地域おこし協力隊員 若干名
活動内容
- 地域資源(観光・特産品)の発掘、振興に係る支援活動
- 住民の生活支援、水産業等の応援・従事など地域活動および地域の維持・活性化につながる活動
- 家島暮らしの魅力情報の発信・PRなどの移住促進活動
- 地域行事の支援・共同作業イベントなどの活動
募集対象
次の1から5までの要件を満たす方で、採用後に家島町に住民票を移し、居住できる方(詳しくは募集案内を参照ください)
- 普通自動車運転免許を持っている方
- パソコン(ワード、エクセルなど)の一般的な操作ができる方
- 心身ともに健康で、地域住民と協力しながら活性化活動に取り組める方
- 地方公務員法第16条の欠格条項に該当していない方
- 次のいずれかに該当する方
- 三大都市圏内外の都市地域に住所を有する方
- 三大都市圏内外の一部条件不利地域であって、かつ条件不利区域外に住所を有する方
- 2年以上地域おこし協力隊として活動し、解嘱の日から1年以内の方
- 2年以上JET参加者として活動し、かつJETプログラム終了から1年以内の方
制度上、姫路市外からの家島への転入が必要となりますので、既に市内在住の方はご応募いただけません。
任用形態
地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する会計年度任用職員として任用されます。
(会計年度任用職員は、地方公務員法上の服務に関する規程が適用されます。)
勤務時間・活動日
週30時間勤務(1日6時間、週5日勤務)
- 勤務時間は午前9時から午後4時まで(正午から午後1時までは休憩時間)
- 毎週土・日、祝日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)を除く
(島内行事・イベントの従事等により上記の休日に出勤した場合は、別の日に休日を設定します。) - 時間外勤務有り
任用期間
令和6年(2024年)4月1日(予定)から令和7年(2025年)3月31日まで
ただし、業務上の必要があり能力実証の結果が良好であれば、3年を超えない範囲で連続2回まで公募によらず再度任用される可能性があります。
また、住居の確保や住環境の整備等の理由により、令和6年4月1日以降の任用となる可能性があります。
この場合、業務上の必要があり能力実証の結果が良好であれば、3年を超えない範囲で連続3回まで公募によらず再度任用される可能性があります。
報酬
月額基本報酬 190,901円(令和5年度の実績による)
予算の成立状況等により変更される可能性があります。
- 制度改正等により変更される可能性があります。
- 基本報酬の他に、市の規程に基づき通勤手当に相当する費用と期末・勤勉手当が支給されます。
応募受付期間及び応募方法
募集案内の内容をご確認の上、令和5年12月12日(火曜日)から令和6年1月31日(水曜日)までに以下の2点を郵便、信書便又は持参にて提出してください(消印有効)。
提出書類は返却しません。
- 姫路市地域おこし協力隊採用申込書(採用申込書・レポートの2種類)
- 住民票の写し(1ヶ月以内に取得したもの。)
なお、応募受付後、応募者全員に対して、オンライン面談にて応募内容の確認をさせていただきます。
採用申込書に記載のある連絡先にご連絡いたしますのでご対応をお願いいたします。(オンライン面談は選考ではありません。)
現地見学・相談等
「おためし地域おこし協力隊(2泊3日の体験事業)」を令和6年1月26日(金曜日)から28日(日曜日)に行う予定ですので、参加をご希望の方は別途お申込みください。
なお、地域おこし協力隊の応募に関して、「おためし地域おこし協力隊」に参加していることが条件ではありません。
個別に現地見学を希望される場合は、ご相談ください。ただし、見学内容はご希望に添えない場合があり、見学に要する交通費等は自己負担とします。
また、オンラインによる相談も行っておりますので、ご希望の方はご連絡ください。
選考
- 第1次選考
書類選考により、結果を令和6年2月上旬に応募者全員に文書で通知します。 - 第2次選考
第1次選考合格者を対象に面接を行います。第2次選考は、令和6年2月13日(火曜日)に行う予定です。 - 最終選考結果の報告
令和6年2月中旬に、第2次選考者全員に文書で通知します。
選考の経過や結果についての問い合わせには応じられませんので、予めご了承ください。
結果通知後に合格者が辞退となった場合等には、次点者を繰り上げて合格とする場合があります。
お問い合わせ・応募先
姫路市政策局 ひめじ創生戦略室 ふるさとプロモーション推進室
〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地
メール:chihou-chiiki@city.himeji.lg.jp
電話:079-221-2833
姫路市地域おこし協力隊SNSについて
姫路市地域おこし協力隊の公式フェイスブック及びインスタグラムを開設しました!家島諸島で活動している地域おこし協力隊が、日々の活動や家島諸島の魅力等を発信します。
留意事項
- 対応時間は、原則として平日午前9時00分から午後4時00分までとしますが、この時間帯以外にも投稿する場合があります。
- 原則として当アカウントからのフォローやリプライ(返信)は行いません。
先輩協力隊の活動について
姫路市地域おこし協力隊の活動等が紹介されています。
姫路市地域おこし協力隊としての活動に興味のある方、家島諸島での暮らしに興味のある方など、ぜひご覧ください。