不用品処分のつもりが…　訪問買い取り（押し買い）のトラブルに注意！

「要らない洋服や靴はないか」と電話があり、15分で査定ができると聞いたので訪問を承諾した。業者が来訪したが、洋服や靴には見向きもせず、貴金属やブランドバッグはないかと聞かれ、仕方なくバッグと時計を出したら、500円で買い取られた。明日も洋服を見に来ると言われたが、もう来てほしくない。

女性から不用品を買い取りに行きたいと電話があり、承諾した。すぐに業者がやってきて、時計を4個買い取ってもらうことになった。その後、「瀬戸物を見せてくれないか」と言い、業者が勝手に2階に上がり、ミシンを持ち出して買い取られてしまった。ミシンは返してほしい。

• 突然の訪問で買い取りの勧誘をすることは禁止されています。突然訪問してきた業者は家に入れないでください。
• 事前に連絡があった場合は、その時に買い取りを承諾した物品以外を売ることはやめましょう。「貴金属はないか」など当初と違う物品を求められた時は、きっぱりと断りましょう。
• 訪問買い取りの契約は、契約書面（物品の種類や特徴、購入価格、クーリング・オフ制度について書かれた書面）を受け取ってから8日間は無条件でクーリング・オフできます。8日間は物品を業者に引き渡さないこともできるので、物品を渡さないことがトラブルを防ぐひとつの方法になります。
• 業者と連絡が取れないという相談も多いので、契約書面や名刺は必ずもらいましょう。

• 訪問購入（訪問買い取り）のトラブルを防ぐには別ウィンドウで開く（国民生活センターホームページ）