鳥インフルエンザについて
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鳥インフルエンザ・高病原性鳥インフルエンザなどの情報を掲載しています。

鳥インフルエンザについて
- 鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。
- 家畜伝染病予防法では、鳥インフルエンザウイルスは家きん(ニワトリ・七面鳥等)に対する病原性やウイルス型によって、「高病原性鳥インフルエンザウイルス」「低病原性鳥インフルエンザウイルス」に区別されています。
- 家きんが高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、その多くが死んでしまいます。一方、家きんが低病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、症状が出ない場合もあれば、咳や荒い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり産卵率が下がったりする場合があります。

新型インフルエンザとは?
- インフルエンザウイルスは、ヒトからヒトへと同種の間で感染するものですが、ウイルスが変異すると、これまでに、ヒトに感染しなかったウイルスが、ヒトへ感染するようになり、そして、さらにはヒトからヒトへ感染する可能性があります。この変異したインフルエンザウイルスのことを新型インフルエンザウイルスといい、そのウイルスによって起こるインフルエンザを「新型インフルエンザ」といいます。鳥とヒトのインフルエンザウイルスがブタの中で合体して新型が発生していると推測されています。
- もし新型インフルエンザが発生した場合、基本的にそのウイルスに対して免疫をもたないため、新型インフルエンザはヒトの間で、広範にかつ急速に拡がります。人口増加や都市への人口集中、飛行機などの高速大量交通機関の発達などから、短期間に地球全体にまん延すると考えられます。
- 新型インフルエンザウイルスの感染力・毒性は、発生した初期の現段階では不明です。2009年に世界中で流行したブタ由来のインフルエンザは低毒性でした。今後の新たなインフルエンザの感染力・毒性は不明につき、新型インフルエンザ発生への警戒が必要です。

鳥インフルエンザと高病原性鳥インフルエンザとは?
- インフルエンザウイルスは、自然界においてカモやアヒルなどの水鳥を中心とした多くの鳥類に感染します。それを鳥インフルエンザといいます。
- 鳥インフルエンザのなかでも、ニワトリ・カモなどが死亡してしまう重篤な症状をきたすものを「高病原性鳥インフルエンザ」と呼び、その原因となるウイルスは「高病原性鳥インフルエンザウイルス」といわれています。
- 日本では、今年に入って9件の髙病原性鳥インフルンザの数件の発生がありますが(令和4年11月14日現在)、鳥からヒトへの感染例は報告されていません。
- 鶏肉・鶏卵の摂取による感染も報告されておらず、鶏卵・鶏肉について特段の措置は食品衛生上の観点からは必要ないものと考えられ、食品安全委員会も、平成16年3月に鶏肉・鶏卵は「安全」とする見解をすでに示しています。
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