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生活保護制度のあらまし

  • 更新日:
  • ID:21221

生活保護の申請は国民の権利です。
生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください。

生活保護とは?

生活保護とは、さまざまな事情で生活に困っておられる世帯の最低生活を保障するとともに、一日も早く自分たちの力で生活できるよう手助けする制度です。
しかし、保護を受けるためには、それぞれの人が自分たちの生活のためにあらゆる努力をすることが必要です。

具体的には

  1. 能力に応じて働いてください。
  2. 預貯金、生命保険、自動車、不動産等の資産を活用して、生活に充ててください。(生活保護受給中は、原則として自動車の使用・所有は認められません。)
  3. 親、子、兄弟姉妹等のご親族からの援助は、ご親族が可能な範囲で受けてください。
    保護の決定にあたり、ご親族の状況や関わり等についてお伺いし、それを踏まえて援助の可能性について照会を行う場合があります。(DV・虐待等特別な事情がある場合や、明らかに援助が期待できない場合は照会は行いません。)
  4. ほかの社会保障制度(傷病手当、雇用保険、各種年金や児童扶養手当など)で、受けられるものはすべて受けてください。

以上のことを十分に努力しても、生活に困られる場合はじめて生活保護の対象となります。
したがって、あなたの同居のご家族全員がこのことを良く理解し、まず、家族が協力して、自分たちの力で生活できるよう努力する必要があります。

保護の決め方

いっしょに生活している家族すべてをひとつの世帯として考えます。
「世帯における最低生活費(=国の定める基準額)」と「その世帯のすべての収入」をくらべ、その不足分を保護費として支給します。したがって、最低生活費より多くの収入がある場合は、生活保護の対象世帯とはなりません。

最低生活費とは

年齢、世帯構成、その他の必要性を考え、国が定めた額です。

収入とは

その世帯に現実に入ったすべてのお金(給与、年金、仕送り等)や品物をいいます。