適正規模・適正配置についてよくある質問(FAQ)
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小中学校の統合等の取組を進めるのはなぜですか?
学校は単に教科等の知識や技能を習得させるだけの場所ではありません。児童生徒が集団の中で多様な考えに触れ、認め合い、切磋琢磨することを通じて、思考力や判断力などを育み、社会性や規範意識等を身に付けさせることが重要と考えております。そのため、一定の学校規模となることで子どもたちにとってよりよい環境で教育が行えるよう学校規模の適正化について取組を進めています。

統合の話が急すぎるのではないですか?
姫路市立小中学校適正規模・適正配置基本方針を策定した令和2年2月以降も、少子化が急速に進行し、学校の小規模化による課題に対応するため、検討・対策を急ぐ校区が多数あります。長期的な児童生徒数の予測に基づき、スピード感をもって適正規模・適正配置の取組が進められるよう、市が望ましいと考える取組方策を提示しながら、子どもたちにとってより良い教育環境となるよう取り組んでいきます。

どういった基準で統合を進めているのですか?
統合の基準は以下の通りです。
- 早急に統合を進める必要がある学校
10年間程度の将来推計において複式学級が5年以上続くと見込まれる学校 - 統合を進める必要がある学校
現状で各学年1学級の学級 - 統合の検討を進める必要がある学校
2050年までに各学年1学級以下になる見込みの学校
(注)複式学級の編制基準は、小学校において、2つの学年の児童数の合計が14人以下(第1学年を含む場合は8人以下)となっています。
(注)実際に複式学級でなくても、学級編制基準上複式学級となる児童数の場合も含まれます。

小規模校には、小規模ならではの良さがあるので、現状のまま存続させても良いのではないですか?
学校規模にかかわらず、各校では、地域や保護者の協力を得ながら、魅力ある学校運営が行われています。しかしながら、小規模校においては、人数が少ないため、多様な価値観に触れることや切磋琢磨できる環境の確保が難しいこと、団体スポーツや(大人数での)合唱・合奏など、できないことや選べないことがあり、より良い教育環境を提供するためには、学校に一定規模の集団が確保されていることが望ましいと考えています。また、基本的に教員の配置は学級数によって決まるため、小規模校では教員が少なく、経験や専門性、年齢などバランスのとれた配置が難しくなるほか、教員一人当たりの負担が大きくなりがちです。
詳しくは添付しているファイルをご覧ください。
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