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姫路市立林田中学校

HAYASHIDA JUNIOR HIGH SCHOOL

〒679-4206 姫路市林田町林田33番地 地図

電話番号:079-261-2013

学校通信(令和6年1月)

  • 公開日:2024年1月22日
  • 更新日:2024年1月22日
  • ID:20802

継続は力なり

今年は辰年、十二支の中で唯一、空想の生き物である辰(龍)は、古くから日本の神社において、水の神として崇められてきました。天に昇る様子から、成功や発展の象徴として、縁起がよいとされています。皆さんは新鮮な気持ちで、この天に昇る姿にたとえられた辰の年を迎えたことと思います。9日に始業式を迎え、3学期が始まりました。辰年にあやかり、生徒の皆さんの願いが叶う1年となることを祈っています。皆さんの今年の目標は定まりましたか。昨年末の終業式で、プロ野球で活躍する大谷翔平選手の中高生時代の話をしました。彼は常に自分が立てた目標を実践し、日々コツコツと努力を積み上げてきたことが、今につながっていると言っています。まず、夢や目標を持つこと、そして、どんな自分になりたいかイメージし、小さな目標や日々の努力を習慣化することで大きな夢を実現につなげていった彼の姿に、私たちの日常を重ねることができます。習慣化とは、同じ状況のもとで繰り返し行われた行動がやがて定着し、その行動が当たり前に感じるようになることです。新たな取り組みの習慣化は、すでに身についている習慣と組み合わせると続けやすくなります。目標のハードルは、無理のないように設定すること。また、家族など身近な人に宣言したり、自分自身へのご褒美(楽しみ)を用意したりすることも継続するために効果的です。まずは計画的に実行していきましょう。

3学期は、1年の総仕上げの学期です。また、“一月往ぬる、二月逃げる、三月去る”と言われるよう、あっという間に月日が過ぎていくように感じる時期でもあります。3年生は、高校の入学試験に向けたラストスパートをぜひ頑張ってください。皆さんの大願成就を祈っています。2年生は、もうすぐ最高学年として学校の中心を担う立場となり、1年生は、いよいよ部活動や委員会活動でも後輩を迎え、先輩となります。皆さんにとって充実した3学期になることを応援しています。

能登半島地震・自然災害に思う

2024年元日、午後4時過ぎ、姫路市で震度2の地震が起こりました。皆さんの中にも揺れを感じ身構えた人もいることと思います。すぐにメディアでは速報が流れ、震度階級の最大の震度7の地震が石川県に発生したことが確認されました。この震災によって、多大な被害が確認され、今も不安な時間を過ごしている方々がたくさんおられます。命を落とされた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

地震発生当時、被災地でも新年を迎えてお正月を祝っていたことと思います。そのような中の突然の大地震で、海岸では大津波も押し寄せてきました。その後も千回以上の揺れ地震が繰り返され、いまだに被害の全容はつかめない状況にあります。自然災害の恐ろしさを感じずにはいられません。海外の各国からの救助活動や支援の申し入れの声も届く中、私たちも少しでも早く、被災地への支援・復興が進むことを願うばかりです。

日本は自然災害が多く、それだけに、日本の各地域で避難訓練や日頃の対策、災害が発生した後の適切な対応について考えておくことはとても大切です。本校では、1月16日に水害を想定した避難訓練を予定しています。防災の意識と知識を高め、安全に避難できるように取り組みたいと思います。

阪神淡路大震災のあとすぐに作られ、今では復興のシンボルとなっている神戸市歌「しあわせ運べるように」という歌があります。歌詞の一部に、「地震にも 負けない 強い心をもって 亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう」とあります。被災地に思いを馳せ、毎日をどのように大切に生きてゆけばよいか、皆さん、共に考えていきましょう。